1週間ほど前になりますが、もう一度零戦を見てきました


以前の記事はこっち
2012/12/1 零戦エンジン始動見学会ツーリング
道中は省略。とりあえず雨と予想外の寒さで体力がゴリゴリ削れました


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約4カ月ぶりの零戦。相変わらずかっこいい。今回はほぼ零戦しか撮ってないので、細かいとこまで見ていこうと思います。自分の勉強も兼ねてです


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アンテナ。たぶん無線帰投方位測定器(ADF)のセンスアンテナ
ADFとは何ぞやと言うと、海の上では空母の位置わからんということで、電波の到来方向をアンテナでとらえることで空母の位置がわかるというスグレモノです


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機体下面のアンテナ。戦後に追加されたもののようです。VHF COMMかトランスポンダー用なのか


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20mm機関砲。99式2号機銃。以前の99式1号に比べて銃身が伸びて、装弾数が60発から100発にアップ


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主翼下面の排莢口。膨らんでるのはドラムマガジン用の逃げでしょう


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排気管周辺。よく見ると排気熱からの保護のために耐熱鋼がパッチ当てされてます
風防下の涙滴型の穴は機関銃のガス抜き穴です


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主翼上面にみょんと立っている金属板。パイロットへLanding GearがDown Positionであることを知らせるためのもの


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左主翼前縁のピトー管。空気の圧力から速度を知るためのものです。


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左主翼前縁。ねじり下げがわかるような、わからないような。


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Landing Gear(LDG)の付け根。細いチューブはブレーキ用の油圧配管。黄色いキャップが付いてるのがLDGへ窒素ガスを補充するところ


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LDGのCaution Plate。ちゃんと日本語で書いてあります。当時物ではないかもしれませんが。ちなみにショックはKYB製


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LDG Coverの荷重標識。本来この零戦みたいなクリーン状態だと、3色全てのラインが見えていて、爆弾とか増槽を装備していくことでショックが縮んで色標識がだんだん隠れて行って、どのくらい荷重がかかっているかわかるものです


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機体側のLDG Cover。金属製の棒の部分をタイヤが押すことでドアが閉まる構造。軽量化を目指したゼロ戦らしい構造です


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エンジンカウリング。楕円形のプレートを外すと、ターンバックルがあり、そいつを緩めるとカウリングが割れて取り外せます


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右主翼前縁にあるIntake。博物館の人に聞いたら、CockpitへのFresh Air Intakeのようです


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2回目の展示の時、キャノピーを開けて展示していましたが、光像式照準器がしっかりと見えました。12月の展示の時はなかったので新しく付けたみたいです。二四と書かれているのは7.7mm機関銃


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12月の時。照準器がないのがお分かりいただけると思います


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別の角度から。

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さらに別の角度。角度のついたガラス板がハーフミラーになっていて、そこに照準環が投影されます。


もがれる翼の断末魔-53

フライトシムの画面ですが、こんな感じで照準環が見えます。なんか燃えてるのは気にしちゃいけない
照準環のピント自体は無限遠になるようになっているので、目標物と重なっているように見えます。これで覗き込んで照準というめんどくささが解消されたわけです


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背当て。防弾鋼板?なにそれおいしいの?とばかりに防御無しのコックピット。かわりにほぼ360°の視界を手に入れました


ゼロ戦の視界

またフラシム。枠は多いですが、ほぼ真後ろまで見えるのがお分かりいただけるでしょう


アバズレの視界

比較対象。アメリカ海軍F6Fヘルキャット戦闘機。
こちらはゼロ戦の涙滴型キャノピーと違い、ファストバック型と呼ばれるタイプのキャノピーなので後方視界がそんなによくないのがゼロ戦との比較でお分かりいただけると思います


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たぶんPOFの人。手に持っている黄色いのがTow bar。尾輪に付けることで、Towing中に機体外からステアリングを切ることが出来ます


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ホイール。しかしこの写真で伝えたいのがホイールに立てかけてるもの。
これはエンジンのクランキングハンドルです。これを使ってエンジンのイナーシャを回すことでエンジンを始動します。紅の豚でポルコがやってたあれです
このゼロ戦は後付けでスターターモーターが付いてますが、今回の始動で、当時の再現ということでこいつを使って始動していたようです

ようですというのは今回も始動を見れなかったからです。この俺も哀しみを背負うことが出来たわ・・・
でもイナーシャ回ってる音はちゃんと聞こえました。そして今回のランナップは前回よりも派手に回してた感じがしました。ほぼイきかけました



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いろんな角度から。12月の時は距離ももっとあって、R/Hには回りこめませんでしたが、今回は改善されてました。どこから見ても美しい
天気はあいにくでしたが、雨の中たたずむゼロ戦もなかなかいい感じです


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ローアングル。ローアングルはやはり迫力が出ます


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思いっきり暗くしてとったら、戦闘機という兵器の持つ迫力が増すかと思って撮ってみた。



写真はこんなものです。この日は5時の展示終了まで粘ってから帰りました。帰りもすり抜けしまくりの作業ゲー。やはり都会の道は疲れます。


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おまけに博物館で買ったものでも。タペストリーを買うと付いてきたやつ。所沢の街に飾ってたあれです


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今は亡きイースタン航空のナンバーホルダー。いつ、どこで作られたのかは不明ですが、ノスタルジックさが漂ってます。
これは軽2輪クラスでも買ったらつけようかと思いましたが、大きさがたぶん車クラスででかいです。そもそも日本のナンバープレートにあう大きさで作られてない希ガス。


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博物館で5000円以上買い物するともらえたゼロ戦のエンジンオイル。オイル自体は普通の航空機用のエンジンオイルでしょう。


今はもうゼロ戦アメリカ帰っちゃったんですよね。アメリカにゼロ戦が帰るというのも変な話ですが、飛び続けるにはそうするしかありませんからね~。だって日本は航空機用のレシプロエンジンをオーバーホールすることが出来ませんから。仕方ないね

しかし結局エンジン始動は見れませんでした。また来るかどうかも不明ですから、今度は自分からアメリカ行かない限り見れませんな。いつか大戦機のエアショー行きたいです

終わり



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