夜中の3時、寒さで目が覚めました。寝袋にフリース含めた5枚着で寝てるのに。標高1000mは伊達じゃない

そのあと寝付いて、5:30、起床
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バイクサイトに佇む相棒。箱に挟んでいるのはバスタオル。こいつが若干凍りかけでした。それだけ寒かったということです

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朝のテント

さて、起きてからテントを片づけたりしますが、私は効率よくテキパキ動くのが非常に苦手。これ何とかしたいです。整備も時間かかるし


そして出発前になってナビの充電コードがなかったりして出発は8:40に。件のコードは昨日夜景を撮ったところに落ちてました。ずいぶんと出発が遅れてしまいました


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<<発艦を許可する>>


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キャンプ場のすぐそばの湖。名前は美鈴湖。読みは‘めいりん’こではなく‘みすず’こです

キャンプ場を出発してからは美ヶ原林道を通って美ヶ原高原を目指す


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美ヶ原林道。林道と言っても舗装林道なので心配はいりません。ただし高原目指して登っていくので、キャンプ道具に工具などボテ箱満載の相棒にはかなりきついです


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どんどん登っていきます。左を見ると雪をいただくアルプスの山々が見えます。上がる高度、上がるテンション、近づく絶景。しかしそれに反して相棒は元気をなくしてゆきます。がんばれ


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途中の駐車場で。まだ途中ですが十二分にきれいな景色です。


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だいぶ登ってきました。しかし高度があがってきて当然ながらパワーはなく。2速で40km/hすら出ない状態が続きます。ここから発進するのもかなりつらそうでした


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美ヶ原林道を抜け、県道62号へ。ここへ合流する時、一気に視界が開けアルプスの山々が眼前に広がります。


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このあたりで高度は1900m。相棒のエンジンは虫の息です
このまま南に進み、県道62号の終点を目指す


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この県道62号が絶景の連続なんです。どこで写真撮っても様になる。最高です


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やはり空が近いです。枯れ草色の笹の草原が広がる光景。前に見たと思ったら西伊豆スカイラインで見た光景ですね。あっちはあっちでビーナスラインを思い出しましたし。私はどうやら高原が好きらしい


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九十九折れの道路が枯れ草色の草原を貫いていきます。右のほうに見えるアンテナいっぱい建ってる山の麓が県道62号の終点


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終点につきました。一般車が来れるのはここまで。せっかくなので売店で土産を物色。私の大好物の白樺の樹があったので迷わず購入


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売店の駐車場から。雲がほぼ真横にあることがここの高度を物語る。向こうに見えているのは上田市のようです。ちなみにさっきの写真のアルプスと一緒に写っていたのは松本市

土産を購入したのち引き返す


ブログ用

私は自分撮りとかやらないんですが、車が少ないのでせっかくだから相棒と。私の顔は見苦しいので修正しておきました。それにしてもこの男、ノリノリである


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来た道を引き返していきます。


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県道62号と美ヶ原林道の合流点まで戻ってきました。さっきより雲がなくなってアルプスの山々が頂をあらわにしてます。ちなみに今のパソコンの壁紙これ

遠くの山に行くほど雪の色が赤っぽく見えるのはレイリー散乱ってやつでしょうか

ルートとしてはここから県道62号を進んでいきますが、途中でちょっとハイキング


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思い出の丘。県道62号と美ヶ原林道の合流点近くの駐車場からものの数分で到着。松本市とアルプスが一望できます。
まだハイキングコースは続いてますが、今回は時間が押しているので引き返して先へ進みます


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県道62号をゆく。いったん高度を下げてゆきますが、途中で県道464号へ乗り換え。そこからまた美ヶ原高原美術館を目指して登ってゆきます
その464号がかなりきつく、2速で30km/h出ないとか、2速で失速するから1速で登るとかがけっこうザラにあります。がんばれ相棒


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美ヶ原高原美術館付近に到着。ここからは上田市が見えます。さて、ここからはビーナスラインを走ります。学生時代、仲間と共に走った道。それを思い出すためにここへ来ました。と言ってもまだ1年半しか経ってないんですけど。
ここからは過去写真も含めて貼ってきます。主に自分用


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ビーナスラインを走る前に美ヶ原高原美術館の駐車場にて。私は勝手に天空の駐車場と呼んでます

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前に来た時は結構曇ってて景色はあんまり見えませんでしたが、今回はすっきり晴れてて良かったです


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美ヶ原高原美術館。ここの売店で昼食を購入

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フライドポテトと山賊焼。山賊焼はお気に入りです。こいつをさきほどの駐車場の景色を見ながら食べる


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昼飯食べてたテラスにあった案内板。ここから見える山の図。群馬の妙義山まで見えるらしい。それっぽい山が見えた気がします


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小学校とかの理科の教科書に載ってるあれ。ポテチの袋がパンパンだぜ♂


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美術館駐車場。やはり大型、中型だらけ。カブどころか原付すらいない。勝った・・・!!(何にだ)

美ヶ原高原美術館出発後はビーナスラインへ


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美術館からビーナスラインへ向かうとき、ここの九十九折れの道路を通ってくんですが、ここがなかなかきれいです。停められる路肩がなくて写真撮れないのが残念です


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ビーナスライン途中。高度は1600mくらい。下りで70km/hくらいまで加速しても、登りで一気に40km/hくらいまで減速します。


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三峰展望台少し前の路肩にあるところ。前と変わらず景色が良いところです


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それなりに景色を楽しんでから出発


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少し進んだところにある三峰展望台。駐車場と売店があります


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展望台から売店方向を見る


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売店と反対方向。いい眺めです


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三峰展望台の売店にて購入。牧場牛乳ソフト。300円なり。ウマシ

ソフトを食べて休憩していたら、隣に止まっていたカワサキ乗りの人(車種は忘れてしまった)に声をかけられました。やはり第一声は

「それ郵便局のバイクですか?」

いろいろ話してカワサキの人が出発。

それから自分が出発。そういえばここで初めて原付見ました。車種はKSR80で下諏訪町。割合近所ですね


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直線で少し路肩の広いところ。以前ビーナスラインに来て初めて写真撮ったところ


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八島山荘の駐車場にて。以前来た時はここからビーナスラインを走り始めました

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1年半前、ここへ来る前に行ったツーリングは計4回。どれも観光地とかに向かう、あくまで「交通手段」としてバイクを使っているといった感じでしたが、ここへ来たことできれいな景色をバイクと共に走る、いわばバイクが旅の「相棒」へと変わったわけで

その時以来、絶景目指して走るツーリングが多くなったので、ここは私のツーリングの原点ともいうべき場所。と言うわけでここは特別な場所なんですという話

ブログ用

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以前来た時は8人の大所帯で来ました。全員同じ専門学校のやつらです


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今回は私一人。しばらく連絡してない奴らは今どうしているのか。

そんなことを考えながら、この駐車場を後にする


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霧の駅のガソスタにて。まだ少し余裕はありましたが、ガソスタのないこのあたりを走るには心もとない航続距離だったので給油。しかし、こんな景色のいいガソスタはそうそうないでしょう


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霧の駅出発後は県道40号線を東、白樺湖方面へ。このあたりは駐車場が多くどこで写真撮っても様になりそうです。私は少し時間押してるのもあり、撮ってないんですが


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けどここで停車。富士見台って言葉に惹かれました


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一面焼け野原になっているのは野焼きをやるからだそうで


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ここから見える山々。富士見台という名の通り富士山も見えます


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雲に隠れてるのと、青空に溶け込んでステルシーですが、真ん中あたりに写ってるのが富士山です


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白樺湖。カメラがズームになってるのは仕様。

そういえば白樺湖周辺の道で、車が無理矢理右折で合流してきて危ない思いをしました。道が広かったのでよけたんですが、反応遅れてたら危なかった。
相手のドライバーは20台位の女性。彼氏らしい男と話すのに夢中でこちらが全く見えてないようでした。こっちが避けても、かまわずしゃべり続けてましたからね。お前の目ん玉はどこ見てたんだ?ちゃんと前は見えてんのか?節穴もいいところです

観光に来るのは結構ですが、車運転する時くらい運転に集中しろと。いずれどっかで事故ってもおかしくないでしょうな

愚痴はさておき、気を取り直して走ります


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白樺湖を過ぎて県道40号から県道192号へ乗り換え。スズラン峠を下っていきます


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スズラン峠を降り切ったら、国道152号へ、続いて国道299号へ乗り換え。今度は麦草峠を目指す。

そのまえにいったん停車。本当の予定では今日にも埼玉入りするつもりでしたが、この時点で時刻は15時過ぎ。埼玉入りはどう考えても無理なので代替のキャンプ場を探す。

しかしどこも空いてなかったり、テントはるだけで4000円とか高すぎなところばかりなので、とりあえずキャンプ場探しを未来の自分に任せて出発


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国道299号麦草峠。本日3度目の峠越え。相棒にはかなりつらい状況ですが、それでもダレることなく登っていきます。
ちなみに昨日通ったのは野麦峠。今登ってるのは麦草峠です。ややこしい


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麦草峠の日向木場展望台というところ。いい眺めです


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ここの高度は1950m。もうかなり登ってます


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MD90Eが雄叫びをあげて標高2000mの峠を駆け上がっていきます。高度があがって植生が変わってきたような気がします


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さらに走って麦草峠の最高地点へ到達。


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看板の高度は2127mですが、ナビでは2140m。どっちにせよかなり高いとこまで来てます

最高地点到達なのでここからは下り。下りではこけない程度にペースを上げていきます


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レストハウスふるさとにて。今日はずっとこんな景色を見て走ってます。最高。もう現実になんて戻りたくねぇや。


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正面に見える山は浅間山らしい。活火山で煙を吹くらしい。溶岩噴いてる山は1回見てみたい


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麦草峠をさらに下る。下るにつれて道幅が広くなり、コーナーも高速コーナーが増えてきたのでペースが上がる

写真のここはやたらと白樺が多いと思いましたが、右のほうの看板曰く、白樺の群生量が日本一らしい


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さらに下ってきました。タイトルは青年が見た日本の原風景


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麦草峠を下りきって国道141号へ合流。

この時点での時間は17時過ぎ。場所は南佐久郡というところ。今日は十石峠を越える予定でしたが、無理そうなのでその手前でキャンプすることに。
このあたりで明日の峠越えに備えて給油し、隣にあったローソンの駐車場でキャンプ場探し。

一番近かった南牧村自然公園キャンプ場というところに空きがあるようなので迷わずここに決定。料金が2000円と少し高めですが仕方ないね。

昨日の教訓を生かし、ローソンで買い出しをしてからキャンプ場に向けて出発


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再び国道299号へ。キャンプ場までは2数キロ程度


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国道299号から舗装林道へ乗り換え。写真はその分岐点。赤い橋が国道299号。その向こうがダムになってます

ここの林道も当然外灯とかは存在せず、先ほどのコンビニまでもそれなりに距離があるので買い出しに行くにはかなり不便です。買い出ししといてよかった


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林道をゆく。人里離れた雰囲気が出てきました。ちなみにヘルメットホルダーにぶら下がってる袋はからあげくんです。一個増量という言葉に惹かれて買ってしまった


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ここの林道、大上峠という名前のようです。そしてここから群馬県。知らないうちに秘境の地に来てしまったようです


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キャンプ場到着。割合しっかりしたキャンプ場で、人もかなり多い。しかし家族連れが多いのが気になります


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キャンプ場の景色。秘境の地グンマーを象徴するような荒々しい山肌の山々が見えます


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管理棟でもろもろの説明を受けて設営。昨日もやったのでちゃっちゃと設営出来ました


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サイトは腐葉土っぽい土の上に枯葉がちらほら。今日も先のとんがったペグは出番なし


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設営が済んだら晩飯。バーナーやら調理器具系は持ってないのでコンビニ飯で。キャンプはどんな飯でもうまいんですよと言ってみる。でもビーナスライン修学旅行のバーベキュー最高やったな・・・


ご飯を食べた後は風呂。風呂はキャンプ場にあります。風呂にも入れて2000円ならばいいものです


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風呂上がりには天体観測。湯ざめ?そんなの気にしちゃいけない

写真は感度800、シャッタースピードはレリーズ無しで最長の30秒。それでもこれだけ写せます。
今日は北斗七星が良く見える。その隣に輝く小さな星までも・・・


死兆星-2

・・・・・・


!?



な、なんと!?我が頭上に死兆星が!!そうか・・・俺の命はあと1年か・・・自ら望んで進んだ道、躊躇いもない・・・



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画面中央右を見てほしい。おわかりいただけるだろうか?一定間隔で光を発しながら一筋の光を引いて航行する謎の物体が・・・

というのは冗談でただの飛行機です。ハイ


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これは感度200、シャッタースピードは同じく30秒の写真。これでも結構写ります。やはりグンマーは格が違った


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山のほうを写してみました。向こうには街があるんでしょう。かなり明るいです

普段住んでる藤沢ではこんな星空見れないのでちょっと感動しました。やはり都会にすむと田舎の良さがわかってきた気がします。藤沢が都会かどうかは個人の主観ですがね

星空観察をそこそこしたところで就寝。22時。明日はいよいよ現実への片道旅行。いやなことは考えず、最後の最後まで楽しみましょう


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2日目走行距離:::::::::::>>177.1km
2日間合計:::::::::::::::>>549.15km



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