盆休みツーリング最終章。今度は南と西へと進撃。酷道要素多し





8/15、4:30ごろ起床。本当はもっと早く起きるつもりでしたが、寝たかったので。だらしねぇな

準備を整え、5:30ごろ伊勢を出発


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<<発艦を許可する>>

出発後は墓参りの時と同じ県道22号→国道260号で。そして国道42号へ合流

そして国道42号走行中、腹の中のMk.84低抵抗汎用爆弾の投下準備が整ってしまったため、なんとか我慢してガソスタへ駆け込む。

トイレ借りるだけでは忍びないので、給油まであと30km程度ということもありここで給油。


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道中の道の駅海山。時間がちょうどいいので朝飯。家から持ってきたパンです。


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なんとなしに撮った写真。なんかMDは愛嬌があります。かわいいやつめ

道の駅出発後、ほどなくして尾鷲市内へ。そして尾鷲市内で国道425号へ。国道418号、国道439号と並び、日本三大酷道とうたわれる道です

乗り換えてすぐは紀勢道の尾鷲北ICへとつながっているため非常にきれい。しかしほどなくICから逸れるとその本性をすぐに現します


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ここが国道425号。のっけからこれです。住宅街の道路と何ら変わりがない。さらに高さ制限。


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そしてそばには通行止めの標識が・・・全線走破出来なさそうですが、いけるとこまで行ってやる


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しょっぱなからトンネルがお出迎え。ここへ来るまでもかなりのうねうね。最初からクライマックスだぜ


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さらにトンネル。朝だってのに森で光がさえぎられてかなり薄暗い。ふいんきが異世界への入り口と言っても過言ではない。
しかしこのトンネル、立派に照明が点いてました。真っ暗だったらチビる可能性があった


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道中何度も通行止めの標識があり、やはりこいつは現実のものらしい。

その後、クチスボダムという変わった名前のダム横を通過。さらに川沿いのところどころ苔の生えた幅1車線の道を進んでいくと


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突き当たりました。ここまでされたら通るわけにもいくまい。しかし近くにある案内看板を見ると、熊野まで進み、国道309号で迂回すれば崩落区間を迂回できるっぽい。


・・・行くか。

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来た道を戻り、尾鷲市内の国道42号へ。そのまま熊野方面へ南進。しかしガソリンがクソ高い


尾鷲を過ぎてからの国道42号は2ケタ国道にしてはいじめに近い勾配が続くため、車に煽られつつ峠を登る。そして国道309号へ。

国道309号は川沿いのワインディングロード。しかし車が割といるため、車のペースに合わせてgdgd走る。そのまま流れで国道169号へ。

国道169号と国道425号の分岐に来たところで国道425号へ


国道425に入ってすぐは集落があり、川遊びする人も多数。しかしそこを抜ければ大自然


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道中ずっとこんな感じの幅の道を突き進みます。しかしガードレールはしっかり装備されてる箇所が多いので酷道157号の最狂区間よりはマシ


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川沿いを進むうち、どんどん周りの岩がごつくなり、このあたりで滝が見られるように。川の源流らしさが出てます。
透明度もご覧のとおりですごいきれい。飛び込みたくなったけどやめておきました。そしてここで写真撮らなかったことを後悔してます

ここらで川から離れ、九十九折りの道をガンガン登っていきます


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登り切りました。見渡す限り、山しか見えません。その後長ーいトンネルを通過。さらに酷道探検を続ける


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おにぎり。この標識が無ければだれも国道だとは思わないでしょう


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だってこんな感じで平気で崩落してますし。落石だらけですし


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立派に青看板だってあります。新宮まで70km。この酷道区間の70kmはバイパスの70kmとは訳が違います



どれだけの時間をブラインドコーナーだらけの峠道で過ごしたでしょうか。だんだん標高がさがってきて、コーナがゆるくなってきました


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そしてこんなところに出ました。ずいぶん新しい道路です。しかし今日の目的は酷道探検。引き続き425号を進む

国道168号と国道425号の重複区間を進む。しかし何か様子がおかしい






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まただよ(笑)


またもや通行止め。これでは有名な牛廻越を走ることが出来ない。しかし、迂回路などは近くに無いため、先ほどの168号のバイパスを通るほか選択肢がなさそうです

予定では国道425号→国道371号でしたが、ルート変更で国道168号→県道53号→国道371号に変更。
高野龍神スカイラインを少ししか走れませんが、仕方ないね。

というわけで国道168号のバイパスを北進

しばらくはコーナーの少ないバイパス道路を快走。今の今までうねうね道だっただけにやたら新鮮。

しかしダム湖畔では狭隘区間が割と存在し、国道レベルの交通量も相まって少々渋滞気味。横でバイパス作ってるのも納得です


ダム湖畔をゴリゴリ走るうちに県道53号との交差点へ。

そのまま県道53号の峠道を登っていきます。
この道もなかなかコーナーが多く楽しいです。ただ舗装の荒れてる箇所も結構あるので控えめに。しばらく走るうちに舗装も良く、コーナーが連続するところがあったので、そこはステップ擦りまくって遊びました



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県道53号から国道371号へ。高速コーナーが多く気持ち良い道


そしてここを走っている時にふと気が付く


尾鷲前で給油してから一度も給油をしていないということに


今何km走った?オドを見る限りはいつも給油の目安にしてる150kmを優に超えて走ってます。

これはまずくないか?燃料切れもおそらく時間の問題。携行缶は持ってるものの、やはり使うのは酷道のど真ん中みたいな緊急事態にとどめたい

燃料切れに冷や冷やしつつ、国道371号を下り続け、ついに高野町の寺院が集まる観光地へ到達。


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高野町内。観光客、観光バス、自家用車であふれかえってます。


進む方向とは逆になりますが、ガソスタへ給油に走る。

そして給油量は驚きの5.31リットル。MDのタンクは公称5リットルなので、いつ燃料切れになってもおかしくは無かった。たぶん10kmも走れなかったかもしれない。ここまでよく頑張ったぞ相棒よ。


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給油を済ませて国道371号へ戻る途中の高野町内の消防署。やたら古い消防車です


そして私は高野町を越えての371号を今までと同じ、程よいのコーナーが続く片側1車線の道路を想像していたんですが


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酷道だった。


思いがけず、また酷道を進むことになった私とМрія2。しばらくは山の中を下ってましたが、途中でこんな感じの渓流沿いに。しばらくこんな景色を楽しみながら走る。涼しげで実にいいです

途中で高さ制限2.5mという素敵トンネルがあったりと酷道探索を満喫


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酷道を抜け、街が見えてきました。しかし酷道を抜けるときの交差点がどう考えても路地レベルの広さでした。あれが国道の交差点だと思う人はいるまい

酷道を抜けてからは、まともな道幅になった国道371号を引き続き。そしてその途中のマクドで昼。

昼が済んだらそのまま北上。河内長野まで来たところで国道170号へ乗り換え。ひたすら北上する



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しかし、変化の無く単調な道を周りのペースに合わせてだらだら走ってたら、眠くなってきたのでコンビニでドーピング。休憩中、八尾空港へ着陸するであろう小型機が通過して行きました。


休憩後そのまま北上を続け、東大阪市で国道308号へ


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国道308号線。御覧の通り、道幅がこんなでいわゆる酷道と呼ばれる道。しかし、ここの真価は狭さにあらず。道の名前だけでティンと来る人は恐らく酷道マニアでしょう


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しょっぱなから一方通行という国道にあるまじき姿。しかしこれはまだ序章に過ぎない・・・


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一方通行区間を迂回して国道との交差点に出ました。

どこが国道かって?


目の前のすべり止め加工されてるコンクリ舗装の道路ですよ。


これだけでもテンションが上がってきますが


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すぐにこういう勾配区間へと差し掛かります。

さてこの国道308号ですが、この大阪、奈良県境に位置するこの暗峠が酷道として名高い場所です。何でも国道で最も勾配がきつい場所なんだそうな。


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この住宅街区間での斜度はこんな感じ。割ときつい勾配ですがここからさらにきつくなっていきます。


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道中に茶屋がありました。名前からミクさんを連想せざるを得ない。


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まだほんの数百メートルしか進んでませんが、もうここまで見晴らしがよくなっています。ついでに勾配も厳しくなってきました。坂道発進がもうしんどいです。エンジンガタガタいってます


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あまりに厳しい坂道の連続に相棒が悲鳴を上げているので休憩させてやります。後ろの坂道が暗峠。もはや国道の勾配ではありません


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ちなみにこんな感じ。


さて、ここで休憩している時に、聞き慣れた単気筒サウンドが。この音もしや・・・



自分の予想通り、型式名JBH-AA01、つまりはカブ50(FI)が猛獣の雄叫びを響かせ、あの坂道を登って行きました。


お前・・・あいつ3.4馬力の50cc・・・お前は89ccの6.5馬力やん・・・


FIってあんなにパワーあるもんなん?そりゃあ自分が坂道発進とか無茶させてるからいけないんでしょうが・・・



しばしの休憩のち出発。前述の通りなので、この駐車場で助走をつけて坂へ突っ込みます


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さらに厳しさを増す勾配。それでいてこんなカーブですから鬼畜以外の何物でもない。そして意外と車が通るんですよね。写真撮ってから発進するも、スピードが全然上がらず車に何度迷惑をかけたか。


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登りもあれですが下りできてもこれですからね。ブレーキの寿命がフェードでマッハ


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そしてここが暗がり峠の最大斜度地点。その勾配、なんと37%。水平距離100mで高さ37mも登るということ。もはや暴力的ですらあります。
あと、相棒がこの辺の写真で写ってませんが、それはもう坂道発進が非常に困難なので。来る前はこの最大斜度で発進できるか試そうかと思いましたが、今の今まで散々酷使してきてあまりにかわいそうなので。

どんぐらい厳しいかというと、気休めにしかならないのに足でバタバタ地面蹴るくらいです。後ろから見ていた車には非常に滑稽に見えたでしょう。そんくらい必死


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暗峠の孔明の罠地点。普通広いほうが国道だろうという一般常識から行くと間違えそうな場所。正解は私が今乗ってるガードレールもない狭い坂のほうです


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峠を登り切り、坂のきつくない場所へ。民家も見えます

そして目の前に見えるのが有名な石畳道路です。国道で石畳です。調べたらこの石畳は江戸時代から残っている物だそうで・・・松尾芭蕉もこの石畳を通ったんでしょうか


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そして奈良県との県境へと到着。ここまでよく頑張ってくれた。今度自分でオイル変えるときは全化学合成油を入れてやろう

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暗がり峠の石碑など。相棒のメーターの上にある標識が国道であることを主張します


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到着後、相棒の休憩を兼ねて峠の茶屋で休憩。


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とりあえず水分補給。スーパーで50円もせず買えるものですが、あえて突っ込みは入れないでおこう。たとえペットボトルが買える値段でも。観光地価格ってやつです


休憩したらその辺をぶらぶらしてみる


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まずこの暗峠のガードの部分。上を生駒スカイラインが通ってます。


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暗峠もしっかり案内されてます。ただし降りることはできない


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暗峠の石碑


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そして暗峠の標高。あれだけきつい坂を登るのでさぞかし標高が高いのだろうと思われるかもしれませんが、御覧の通り標高は500mにも満たない場所です。
この低い標高を短距離で一気に登るために坂があんななわけです。てか、この坂で標高1000mとかまで登るとかバイクが死にます


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最後にカブと入道雲と暗峠石畳区間を。ちなみに時刻は16時ごろ。夏の昼下がり~夕方にかけてのやや黄色がかった光が懐かしさを感じるというか何というか。とにかくふいんきGood。


しっかり暗峠のゆったり時間を満喫した後は下山に移ります。そう、あと1ヶ所回らねばならぬところがあるのです。
間に合うか? ―間に合うかどうかじゃねぇ、間に合わせるんだ。gdgdしてる暇があるならスロットルを捻り続けるんだ


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とか言いつつ景色は楽しみます。走りながら。

奈良側は勾配も大阪に比べれば緩く、道幅も広いところがあります。あるだけで当然軒先国道みたいな箇所が存在しないわけじゃない。てかやはりそっちがメインです


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ね?ここも国道308号ですぜ。どう見ても路地です。本当に(ry

この後国道308号から逸れて。国道168号へ。全線走破みたいなのは次回に奈良側から行ってみようか。いつか


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さらに国道168号から乗り換え。この道、高速道路みたいですが、奈良県道1号です


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証拠ログ。林道のような道が国道になり、同じような道が県道にもなる。そして何が市道で、何が都道なのか。一体『道』とは何なのか(哲学)

高速道路のような県道を突き進み、そのまま奈良市内へ滑り込む


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奈良公園内を行く。鹿がいっぱい。

そういえば今日奈良県を走ったことで、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山、滋賀、と近畿地方全県制覇しました。いや、走っただけって県もあるんですけど。ついでに中国地方は卒業記念ツーリングで制覇済み
あと個人的に三重県は中部(東海)地方だと思う人。三重県民が言うからには間違いないと思いたい。地味に関西弁ですけど

奈良市内では国道369号→国道169号と走り、県道80号へ


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県道80号の峠道を駆け抜ける。今日は登ったり降りたりの繰り返しで相棒には多大な負荷をかけてしまいました。ただこれから向かう場所は高原なのでさらに登りがあるわけですが。まだダレないでくれよ

県道80号を西進し、一瞬国道25号を通る。ここも2ケタ国道ながら、バイパスが自動車専用指定になっているために、旧道も国道指定で残っており、そこが酷道なんだそうな。まだ走ったこと無いのでここも候補でしょうか


国道25号をほんの少し走ったのち、再び県道80号へ。そのまま南下し国道165号へ合流。の前に給油。


名張市内にて国道165号に乗れば後は西進するのみ。しかし、だいぶと日も傾いてきています

日没までには目的地の青山峠に付けるようにスロットルを捻る。


国道165号の青山峠に入ったら、次に県道512号、青山高原道路へ。この峠を登り切れば目的地の青山高原です。


峠道を2速フルスロットルで登ること十数分くらい、ついに目的地へ到着






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目的地、青山高原到着。この風車の立ち並ぶ景色が見たくてここまで来ました。
なんとか日没にも間に合いました。間に合わせました。

ここからだと風車が遠くて迫力に欠けるため、走りながらよさそうな場所を探すことに


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さっきよりは近い。だがまだ物足りない


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電線が邪魔ですがなかなかいい感じ。


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望遠の圧縮効果で迫力を出したつもり。やはり巨大建造物はいい。


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いろいろうろうろしているうちに夕焼けがきれいになってきました。この分だと結構きれいな夕焼けになりそうです。

なので夕焼けを最高の場所で撮影すべく、日没まで場所探しを続行。


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そして電線の邪魔も無く、風車と相棒を写せるスポット発見。カップルが何やらいちゃついてますがそんなの気にも留めず撮影続行


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夕焼け雲が美しい。しかし雲の位置的に風車と絡めることが出来ないことが惜しい


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高原なので展望もいい・・・んですが今日もやはりガスがかって景色は良くなく。仕方ないね



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夕焼け雲からの照り返しで地面や風車、あらゆるものが赤く染め上げられてます。個人的に今回のベストショットはこれ

早起きは三文の得だといいますが、今日、寝坊しなければこの光景は見ることが出来なかった。早起きしなくてよかった。
三文など今のお金にして60円。寝てたほうがマシだな(AA略


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夕焼け雲と風車と


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結局夕焼けの美しさに日没までここにいました。


高原の上で日没を迎えた・・・すなわちそれはMDの暗いライトを頼りに明かり一つない峠道を下らねばならぬということ。

夜が降りてくる中、県道512号のダウンヒルを郵政レッドのMD90が駆け下りていきます。


その姿はまさしく紅蓮の弓矢。黄昏に緋を穿つというにはいささか遅い時間ですが。


そんな下らぬことを考えつつも、やはり未知なる何かが出てこないように祈るばかり。ついでにこんなところで事故ったら誰も助けには来ないだろうということもあり、安全運転に身が入る。ライト暗くて路面状態なんてわかりませんし


うっそうと茂る杉林を数十分走り、ようやく麓へ。街の明かりが身に染みる・・・

そして県道512号→県道28号→県道659号と走り抜け国道165号へ。国道165号を西進し、国道23号へ乗り換えたらそのまま南下して伊勢まで


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総走行距離:::::::>>485.55km


酷道主体でルートを組んだ今回のツーリング。絶景、酷道十分に楽しめました。そして調べてみると紀伊半島は酷道の宝庫っぽい。そしてフェリーで四国へも渡れる・・・いつか四国ツーリングに行きたいもんです



おまけ

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酷道ツーリングばっか行くもんだから、あの剛毛だったM35が見事に脱毛されてました。一番端で残ってる部分も見受けられるものの、かなり脱毛されてます。お盆で1500kmくらいは走りましたからね


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ついでにステップもそれなりに削れてます。タイヤの力ってすげー


終わり





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とんでもねぇ、(押すのを)待ってたんだ・・・!!