Мрія1のフロントキャリア換えたった―




タイトルの通り、Мрія1にはCubyさんとこの旅フロントキャリアと言うものをつけてました

商品自体は荷台スペースが幅広で、荷掛けフックも8か所付いているなどキャンプツアラーには使いやすい仕様です。


しかし、以前にも書いてきた通りМрія1と私はでかい自爆事故を3回やらかしており、うち2回はローサイドにより派手にガシャーニングをやらかしています

で、過去記事参照も面倒なので概要を書くと

・卒業記念ツーリング帰りの松江市内にて、交差点を右折した際、時速40km/hくらいからウェット路面によりリアがグリップを失いそのままガシャーニング

・白川郷→ナナ鍋途中の国道156号御母衣湖畔にて、右コーナー進入時にフロントブレーキロック。そのまま時速50km/hほどでトンネル壁にМрія1と自分の左側が激突。その反動で右に倒れてガシャーニング。ちなみにこの時もウェットコンディション。滑った距離はおおよそ10~15m位と思われます。(俺調べ)


以上2回の転倒でフロントキャリアが


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こうなりました。2回とも右側への転倒なので右側のみひどく歪んでます


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ついでに角はこれくらい削れてます。転倒2回でこのざまです。アスファルトがおろし金ってのはガチです。
カブでライジャケwwwwとか言ってる人はこいつが自分の腕だって想像してみてください。

カブだろうとスーパースポーツだろうと下道走る限りは速度なんてそれほど変わらないし、カブだって頑張ればメーターいっぱいまで速度は出ます。バイクで走る限りは危険などそう変わらんのですよ。

ちなみにこの時私はこけてからカブにしがみついていたおかげなのか、腕や服を擦りおろしてません。



前置きが長いうえに脅しみたいになりましたが、私の代わりにひどく削れて歪んだキャリアを交換してやろうと思った次第です。

しかしこの旅キャリア外すのにめっさ苦労しました。貫通ドライバー+ハンマーの手動インパクトドライバーでもびくともしませんでした。あんまり殴るもんだからフォークが少しへこんでしまったぜ・・・
次は外しやすいようにシリコンオイル塗っときました。ロックワッシャーつけてるからおそらく緩むことは無いと思われます



そして、この旅キャリアの代わりに用意したのがこれ


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見ての通り、プレスカブのフロントキャリア。自分で写真撮って無かったので某オクの画像。ちなみに自分が落札したのがこれです。お値段5450円(送料込み)

荷台も広いし、縦目2眼でネタ的にもよろしいということで。ついでにウインカーも付いてますしね。ただ交換するだけでは面白くないですから。部品ぶっ壊れた時はカスタムのチャンスだってじっちゃが言ってた


さて、せっかくプレスカブのキャリアを使うならばライトを生かすのは必須と言うことで、サブライト、ウインカー共に活用します。しかしウインカーは普通の位置にも付いているので、こっちはポジションランプ的な運用を行います。
そしてまずはそのためにちょっとした工作を行います。


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レンズを外したところ。電球が入った至って普通な構造。
しかし、ポジションランプとして運用するに当たり、常時点灯となるためこの電球の10Wと言う消費電力がネックになってきます。両側なので合計20W。
計算とかしてないけど恐らく悪影響が出てくるだろう。ということでこれをLED化します。

ただしLED自作技術は無く、勉強するのマンドクセ。ということで既製品のLEDを搭載します。自作はいつかやる(やらないフラグ)

そのために用意したのがこれ


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古いカブやプレスカブの上のライトに付いているポジションライト用のソケットです。私のМрія1も使われてます。
このソケットがT10用なので、市販LEDバルブが腐るほど市販されています。それが選定理由。こいつをさっきのケースに付けるべくケースを小加工
T10ソケットを収納すべく、もともとのソケットの付いていた部分の出っ張りを削ります。


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さらに電球のソケットの電線を切断。こいつがウインカーASSYをキャリアに付けるためのナットも兼ねていることと、T10ソケットを固定するリテイナー的な役割を持たせるために使う必要があるので


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加工後の姿はこんな感じ。これでT10のLEDバルブが装備できます。

そしてレンズもポジションランプにするのだから、オレンジから変えてやろうということでレンズを新たに用意。


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クリアウインカーレンズを用意しました。こいつを着色してカラーレンズを作ります


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プレスカブ用のクリアウインカーレンズはそれ専用として発売されていませんが、キジマのこれが使えます。

適用車を見るにウインカーが邪魔者でしかないレーレプやオフ車なんかの部品と共通のようです


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着色に使うのはこれ。模型用のミスターカラーのクリアイエロー。
エアブラシ出すのめんどくせえと筆塗りしましたが、エアブラシでやるより明らかに時間かかりました。そして仕上がりのほうはお察しください

そして最近教習車が付けてるあのゴテゴテライトがこいつのレンズと共通っぽいことを知る。苦労せんでも手に入ったですやん・・・

まあ仕方ないのでキャリアへ組み付け。



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ただし、ポジションランプ用のソケットで電線の長さが足りないため、スプライスで配線を延長して、防水のためにハーネスチューブをかぶせて完成。

専門時代、短い電線を救済する為にスプライスを使用してはならないと習いましたが、バイクは空飛ばないからそんなの関係ねぇ


ウインカー完成したら次はサブライトのほう

サブライトはとりあえずレンズに汚れがあるので、ライトをばらしてパークリで汚れをとったのち、せっかくだからコンパウンドで磨いてきれいにしてやりました


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聖母マリア様も納得な仕上がりになりました。次はバルブを組み込みます


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バルブはヤフオクで売ってたヘッドライトソケットにそのまま突っ込めるLEDを購入。巷で流行りのLED作業灯でも使おうかと思いましたが、それだとライトケース大幅加工になるのでとりあえずこれで。こいつなら消費電力7.5wでそこまで大きくありませんしおすし

これを普通に取り付けてキャリア側の工作は終了


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あとはキャリアのさび取り&防錆。程度のよさそうなやつを選びましたが、やはりここは仕方ないらしい。さびとりつやのすけでピッカピカに磨き上げてやりました

これで部品組み込んでキャリアは完成。



なお完成写真は撮っていない模様。



地味に長くなってしまったのでハンドルの加工、車体への取り付けと、合わせて行った作業は次の記事にて