目的地周辺にて、愉快なカブ仲間たちと合流を果たしたМрія隊。

時間もいいとこなのでイベント会場へ


イベント会場到着後、とりあえずエントリー。なんだか今までのイベントにないような、町内会のお祭り的なふいんきを感じましたw


時間がたつにつれて、いろいろなバイクがやってきます。それもカブだけではなく往年の名車がぞろぞろと

KH250、族車じゃないGT380、CⅢ92、CB72、CB400FOUR、CB750FOUR、CB750F・・・とにかく古いバイクがたくさん。この中じゃGPZ900Rですら最新型に見える。それくらい古臭いのばっかです。いや、私としてはご褒美以外の何物でもないです。写真に収めていないのが惜しい・・・

まあそれくらい話し込んでいたということです。
しかし、写真に収めざるを得ないやつがいたんですよね


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GSX750S3。通称3型カタナ、またの名をパカタナ

ターゲットデザインがデザインしたあのカタナではなく、一転して社内デザインになったカタナ。というかKATANA

当時はあまりにダサい前衛的すぎるデザインのために、不人気であり、この後の4型を最後に750カタナは姿を消し、逆輸入1100、敷いては国内仕様の1100に繋がっていくわけです


世間一般じゃ不人気だのパカタナだの鈴菌だの言われている3型カタナですが、私はこのデザイン大好きです。でもテールカウルとメーターデザインはターゲットカタナのほうが好きだったり。
ネコマさんは以前これに乗られていたらしいですが(うらやま)、リトラ機構がうまく働かず、地面を照らすことがよくあるとか。このKATANAはしっかり動いてました


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そしてこのパカタナは全ての元凶始まりらしいです。もうこれ見れただけでもいいかもしれない


会場ではまあいろんなことを話しこんだり、物を物色したり。ラジバンダリ(古)


時は過ぎて昼飯時、会場にて合流したノブゾーさんがウナギ(産地偽装)をごちそうしてくれるとのこと。
なのでコンビニから会場へと来た組4台でウナギを食べにプチツー。

先導は無駄にでかいナビ搭載ということで私。友人とのツーリングでも基本先導を務める私ですが、理由はやっぱりナビ付きだから。なので気のきいた先導ができるってわけではないんですが、最大限配慮した走りで30kmほど離れた飯屋へ


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ここがウナギ処。写真が建物の裏なのはお察しください


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そしてウナギ。うまそう。カメテツさんはおいしそうに見せるべくノーフラッシュ戦法で頑張ってましたが、私は即座にフラッシュ使いました。根性無しでサーセン。でも箱根は頑張ったんやで

うなぎの味に関しては言うまでもなくベネ。ディ・モールトベネ。今年は土用丑の日にウナギ食べてなかったのでちょうどよかったとです。ノブゾーさん、ごちそうさまでした。


ウナギを食べ終わったら会場へ・・・の前に新東名浜名湖SAへ。地元民しかしらねぇだろっていう細くて入り組んだ道を進んだ先にありました。一瞬道あってんのかとか思ってました


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浜名湖SAから望む浜名湖(本物)

ここではみやげ物等の購入。しかし、私は今月Uちゃん関係で多大なる出費があったため、みやげ物は買うことが出来ず。静岡茶タルトが欲しかった(切実)


SAでの用事を済ませた後、帰還・・・しますが、明らかに参加者だった人たちとすれ違う。


あぁ、終わったんやな


あの時共に行動した5人全員がそう思ったでしょう。



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予想通りイベントはすでに終了していて。

イベントが終わり、一抹の寂しさ漂う会場。朝、あれだけ晴れ渡っていた空も、どこからともなく雲が流れてきて、鈍色と空色の混じった空模様になっており、一層の寂しさを漂わせます

ただ主催者の人たちが気をきかせて小規模ジャンケン大会を開いてくれたり。こら、そこ余り物とか言うんじゃない


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そして最後に残ったカブプラスWAVEで記念撮影。手前の3台がごつい。

撮影、談笑を終えた後、帰路に就くことに。

ノブゾーさんは地元民なのでここでお別れ。残る4台で浜松から東進します。

ここでも先導は私が務めることに。ナビ搭載、そして国1はそれなりに走り慣れているということもありの決定。
夜の国1バイパスは相当しんどいことになりますが、埼玉のお二方はついて行くからペースはこちらに任せるとの頼もしい返事。よし、暴れてやる

というわけで帰路開始。しかし、ほどなくして雨が降ったりやんだり。進む方向には怪しい雲、強さを増す雨ということもありカッパ装備のためにコンビニへ。

・・・まあそのあとはあんまり雨降らなかったんですけど。カッパを着ると雨がやむとはやはり本当ですね



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国道1号袋井バイパス合流後すぐに、カメテツさんがBingo Fuelということでガソスタへ。自分自身もあと30kmほどでリザーブ突入ということで給油


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空模様はこのあたりは晴れてるけど、進む先には怪しい雲。いつ降りだしてもおかしくはない。
当然ながら路面はウェットコンディションなので、大人しく走ります。リアがいつの間にか溝1割程度になってるので。
記録によるとまだ6000kmくらいしか走ってないんですけどね・・・ノーマルタイヤってこんなに寿命短かったっけ?


なおフロントはビンビンに溝が残っている模様。この差は何なのか・・・あんまり過積載した覚えないんですけどね


バイパスに入ってからは、前方の車に合わせたペースに合わせて走行。車がいなくなったら制限速度+αで。片側1車線のバイパスだと、それくらいの速度で走っていようが構わず煽ってくる輩がいるので、その辺のリスク回避をしたといったところ


袋井、掛川、日坂のアップダウンのある片側1車線バイパスを抜けてから、自動車専用、藤枝バイパスを避け藤枝市内へ

時間が夜になってきたこともあり、特に混雑などは無く。

そして、ここでしるばぁさんが海岸方面へと向かうため離脱。残り3台で引き続き東進


藤枝市内を抜けてからはバイパスと合流し、東海道でも流れの良い区間にあたる宇津ノ谷峠へ。
ここでもハイペース、時折全開を織り交ぜ、突き進む。

そして宇津ノ谷を抜けてから静清バイパスへ。ここで車線変更ミスりました。いやぁスイマセーン。

静清バイパスの短い原付走行可能区間を抜ければ、自動車専用区間にさしかかるので側道へ回避

側道ではトラップのように存在する3ヶ所の一時停止を華麗にスルーし、静清バイパスへ合流。


合流後、静清バイパスの短い3車線区間を走行。そして3車線から2車線へと車線が減ればそれは富士スピードウェイ(公道)へと侵入した合図。
ここから先は富士川を渡りきるまでの約20kmの間、信号が3ヶ所(たぶん押しボタンか感知式が2ヶ所)しか存在せず、夜間ともなればそれはもう高速道路のような流れと化す、原付殺し区間です

この区間じゃ激流に身を任せ同化するのがセオリーなので、速い車を左車線で追いやりつつ、時折出現するとろい車をタイミングを見計らい右車線でかわす・・・なんか縦スクロールシューティングでもやってる気分です。

途中なんか焦げ臭いにおいがしたりしましたが、周りのにおいで一安心。あまりにアレな走りをしているのでカメテツさんに心配されました

しかし、何度も通ってるはずなのに富士川橋から望む富士山方面の夜景がやけにきれいに感じました。今まで目を三角にし過ぎていたから気が付かなかったんでしょうか。


富士由比バイパスを抜けてからは沼津バイパスを行く。こちらも線形の良い区間があるため、引き続きハイペースで

そして沼津バイパスから長かった国道1号から国道246号へ。御殿場への緩やかなアップヒルを登ってゆきます。

国道246号の静岡側は秦野バイパスが整備されているため、流れは良好。ここまで来るのに自分の大方の予想通りに走れています。この調子なら晩飯予定の道の駅ふじおやまへは、19:30ごろに到着できるでしょう。


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そしてふじおやまへ到着。だいたい計画通り・・・!!

ここでカブ主総会会場でいただいた弁当を食しつつ、談笑。

カブの話、バイク、バイク業界の話、他愛もない話・・・いろいろ話していたら1時間半ほど話し込んでいました。
でも男3人そろってエロが出なかったって奇跡じゃないだろうか。まあ私は専門時代の友人がそろうと逆にその手の話題しか出ないんですがw男だらけの環境で7年以上過ごした代償ですな


そんなこんなで出発。私はチンタラでもいいんですが、埼玉組のお二方はとっとと帰らななきゃいけませんから。


しかし、私の心配していた通り、大量のトラックが出現し始めました。そう、ここ夜になると大量のトラックが現れるんですよね。どんくらいかというと信号待ちで、自分以外最終鬼畜全部トラックというくらいに

そして、道の駅ふじおやまを過ぎるとダウンヒル区間へ入りますが、ここから片側1車線となるんです。いままで2車線に散っていた交通量が、いきなり1車線に押し込まれるので当然混雑します。
しかも峠というほどではないのですが、ワインディングが織り混ざるため、トラックのチンタラペースで進む羽目に。

まだ秦野市内までは信号が少なめなので時速50km/hくらいで流れますが、秦野市内へと差し掛かると信号増加、市街地なので幅員も減るため、当然渋滞します。
しばらくは渋滞にはまっていたものの、すり抜けの許可が出たので、原付二種真の戦闘機動を駆使し、エスコンのトンネルミッションの如く、わずかな隙間をかいくぐって行きます。


秦野からはほとんどの時間すり抜けをしていたでしょう。過去、OCM参加時にすり抜けしていたら、いきなり友人がミラーから消えたという過去もあるため、慎重に、後ろも確認しながら進んでいきます。


そして伊勢原まで来たとき、ついに自分が離脱する時がきました。伊勢原から県道44号、藤沢方面へと90度ターン。残る旅路の無事を祈りつつ、別れを告げて、一人残された道のりを進みます



・・・さて、ここで一つの問題があります。3台で走っている時は自分1台だけ給油するという手間を省きたかったので、袋井から給油をしていません。

で、そろそろ給油かなと思いメーターを確認


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oh・・・針が振れないよ。やばいよ

袋井で給油をしたのが、搭載用走行日誌によると18506.6kmの時。Мрія1の給油の目安はリザーブ無しでおよそ150km。リザーブを使うとおよそ30kmくらい走れるという感じで計算してます。

そして現在のオドの表示は


18697km


アレ?もういつ燃料切れになってもおかしくね?本気でやばいぜ。しかも辺鄙な県道だからスタンドなかなかないし。

とにかく県道沿いでスタンドを探す。横道にそれればスタンドもありましたが、博打で県道沿いのスタンドへ行ってみることに


しかし、ナビで見つけたスタンドはすでに営業していなかった・・・そしてその後ほどなくエンジンは鼓動を止めました。


終わりか?


否、まだだ、まだ終わらんよ。

燃料切れになっても、あと数回は始動が出来ます。その間にスタンドを見つけることが出来れば・・・
ナビによれば、本来のルートから外れるもののスタンドがある模様。この際文句は言えない。Bingo Fuelの恐怖と闘い、スタンドへ


奇跡的にそのスタンドは営業しており、そしてセルフスタンド。

Мрія1よ。よく頑張った・・・スタンドで停止したとき、力尽きたように相棒のエンジンが止まったのは言うまでもありません。


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そして給油量は驚きの4.35リッター。まあ結構だばぁしてしまったのですが、それでも4リッター以上の給油です。ここまでよくぞ走ってくれましたよ。本当に

その後、ガス満タンでご機嫌になった相棒と一気に藤沢を目指す。

途中信号停止でジャックナイフを決める新手のカミナリ族(古)と遭遇したり、国道1号藤沢バイパスの下りるべきところを通り過ぎて無駄に走ってしまったりしましたが、23:10過ぎに無事到着。


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総走行距離:::::::::::::>>521.9km

なんだかんだで500km越えてました。ウナギツーの分増えたからでしょうか


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そして戦利品。ポストカードは売り上げが東日本大震災の義援金になるとのことで購入。欲しいやつが絞れなかったので欲しいやつ全部買いました。ひとつはおまけですが
そして右上の実家の押し入れにありそうな懐中電灯はジャンケン大会の景品。ノスタルジックなふいんきです。というか持ってきた人ほんとに家の押し入れから出してきたんじゃ(ry


なんか長くなったけれど、浜松カブ主総会の様子は以上で終わり。

サプライズなウナギツー、浜名湖の秘密、いろいろ楽しめたツーリングとなりました。絡んでくれた&ごちそうをいただいたノブゾーさん、帰りのマジキチペースにお付き合いさせてしまったしるばぁさん、ネコマさん、カメテツさん。少しだけど会場でお話しした皆さん。どうもありがとうございました。

カブ主総会があるとすれば春になるんでしょうが、この身一つとカブがある限り、どこかには出没するでしょう。

日帰り約860kmをこなして次の日仕事に行った俺には、もう、何も恐くない(震え声)


P.S 何やらカメテツさんののぞみ号がえらいことになってしまったようですが、それってこの復路の超高速走行が原因の一端なんですかね・・・先導した身としてなんだか申し訳ない・・・