待たせたな!!今更ながら、OCM2前日に敢行したツーリングのことをば



さて、最近の私はUちゃんの重傷のこともあり、意気消沈といった感じで出不精気味でした。

しかしOCM2に参加するのだから、その勢いで前日から走りに行ってしまおうという考えに。

目的地は約3年前、カブに乗ってはじめていったツーリングの目的地という、記念すべき場所、根尾谷薄墨桜に。ちょうど満開を迎えているため、タイミングもばっちりということでほどなく決定。


そして久しぶりのツーリングにテンションを上げつつ、23時過ぎ、床につく



ツーリング当日は2時40分ごろに起床。準備を整え、4時頃の出発


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<<Мрія team,time to take off>>


出発後は国道16号へ出たのち、国道412、413号を経由して、相模湖付近で国道20号へと合流。


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朝焼けの相模湖にて。気温は2℃と、真冬よりはマシになってきてはいるものの、昼間でも快適に過ごすべく、若干嵩を減らした服を着ている身にとっては少々寒い。


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長野県は茅野市に入る直前のローソンで朝食。

日が出てない間はマジで寒かった(0℃)。でも氷点下入ってないだけ マシと思えるのは真冬の箱根越えとかやってきたからなのか。でも寒いもんは寒いです。

しかし朝食で飲んだ飲み物モンエナです。エナンザムはツーリングの醍醐味。体あったまらないとか知らんなぁ


あとはしばらく国道20号を北上。山梨を越え、長野県茅野市に入ったところで国道152号杖突峠へ。

峠にはまだ路肩に雪が残っており、4月といえど、山はまだまだ冬なんだというのを実感します


杖突峠を越え、杖突街道を下り、国道361号へ。このあたりは平地とはいえ、標高が高めなのか桜は満開。ちょうど見ごろです。
せっかく目の前には雪を頂く日本アルプスの山々が見えるのだから、これを絡めて写真を撮りたい。

というわけで国道361号を離れ、田んぼの広がる生活道路へ。

周囲に家がなく開けた場所で、村社なんかの隣に桜はないかと辺りをうろうろ。そして何やら他の桜とは一味違った桜を発見


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幹はうねり、樹皮には深いしわが見える、かなり年季の入った桜です


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花はピンク色が濃く、美しいです


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標高が高いからなのか。春霞がかからず、空の青が濃いです


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桜と相棒の2ショット。

ちょうど桜を眺めている時に、畑仕事を終えて帰る途中のおばあちゃんが教えてくれましたが、この桜の樹齢は400年とのこと。吉野桜と言っていたので、ソメイヨシノかもしれない。

樹木用の肥料を誰かがあげていたそうですが、最近はそれをしておらず、徐々に弱ってきているようともききました。私にできることはないですが、まだまだこの先もきれいな花を咲かせてくれることだけでも願いたいものです


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最後にここで撮りたかった日本アルプスと桜と相棒の3ショットを。


出発後は適当に走ってコンビニで爆撃だけ済ませた後、国道361号へ乗り換え権兵衛峠越え。そのあと国道19号で岐阜を目指して南下。もう太陽も高く昇る時間帯ですが、車の流れは良く快適に走れます。やはり住むならこの辺がいいとつくづく思います

国道19号を多治見まで走り、国道248号へ。そして1ヶ月も経たぬうちにまたもや関市入り


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この空の広い景色・・・やはりここに住みたい(確信)

ここらは自分が関に住んでいたころ、買い物いったりでよく使った道。こんな感じで空も広いので夕焼け撮りに来たりもしました。あとは最高速アタックなんてやったりね

・・・おっと白馬の王子様と電飾付きのクラウンには内緒でね


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そして友人ことおくさんがカブを買ったバイク屋さんにてオイル交換。ワコーズの4CTを2100で入れてもらえます。
おくさんも大概乗り倒しているのでこのバイク屋じゃ伝説になってるとか。そら学生時代に30000キロ以上も乗り倒したらそうもなりますわ

オイル交換してもらい、少し世間話をした後、根尾谷薄墨桜へ。

関市で国道418号へと乗れば、あとは30kmほどの一本道です。


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本巣へ向かう途中の関市郊外の桜の様子。もう散ってしまってます。平地はやはりどこもこんなものでしょうか


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これから向かう根尾。ローマ字でNEO。なんかすごそう(小並感)。なお実際には超ド田舎な模様


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薄墨桜まで20km。ここから薄墨桜へのカウントダウンが始まります

さて、冒頭でも書いた通り、根尾谷薄墨桜は私がカブで初めて敢行したツーリングの目的地だったりします。それだけに思い入れも深いわけで。
当時は50cc。初のツーリングにして、友人の110に50ccの限界を教えられたツーリング。距離は往復60km足らず。この20kmの看板にしてもまだまだ先が長いと感じたものです。そしてケツも痛かった。

そこから4ヶ月後の実家帰省の関市→伊勢市の150km、そしてその1ヶ月後の厚木基地への日帰り750kmで吹っ切れました。ケツだって3~4時間に一度の給油さえ挟めば日帰り850kmでもケツにダメージを残さぬほど鍛えられました。あの頃から考えれば信じられぬほど進化?したものです


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道中の集落でティンときたので撮った写真。懐かしい民家に畑がノスタルジックなふいんきを醸し出します


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さらに川沿いにて。ナチュラルに写真出してますが、関市からわずか十数キロ足らずでここまで開花状況が異なるというのも不思議なものです


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さらに進んだところで棚田と桜を同時に収められそうな場所を発見。


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素晴らしい・・・最高の景色だとは思わんかね?(CV:ラピュタ王)

寄り道してきて良かった。


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カブとの3ショットも忘れずに。これがもっとやれたカブなら、さらにいい感じに仕上がったかもしれない

さて、結構道草食ったのでそろそろ本命へと向かいます。しかし、途中の桜がたくさん植えてある場所を、華麗にスルーしたのは失敗だったかもしれん


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青看板に示された数字。あと少しです。


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そして到着。駐車料金を払って駐輪場へ。そしてカブの横に自然と行っちゃいます。ポリバケツブルーのJA07だと友人のやつを真っ先に思い出します


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左のやつ。これが約3年前の写真。50cc時代の貴重な写真です


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そしていろいろ道草食って何がメインディッシュかわからなくなりましたが、これが本日の目的地の根尾谷薄墨桜。
到着するなり腹が減っていたので、牛串だのからあげだのフランクフルトだの食べてたおかげで日が当ってません。仕方ないね


樹齢1500年余りと言われる桜の巨木。圧倒的存在感です。


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さて、この薄墨桜はエドヒガンと呼ばれる品種で、ソメイヨシノなんかに比べると、花の色が薄くて白っぽく、花の密度がそれほどでもないので、ちょっと控えめな印象を受けます。

そして特徴と言えば、花が散る間際に花弁が淡い墨色を帯びます。薄墨桜ってのはここから来ています。

今日は満開7日目ということでそろそろ薄墨色になってるんじゃないかと思ったのですが・・・なるほどわからん


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うーん


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落ちている花弁を見てもよくわからんとです

薄墨色を帯びるのはもう少し先の話なんでしょうか。とりあえず満足するまで桜を眺めて撤退。伊勢へとHDGを向けて走り出します


帰りは目の前の国道157号を南下。瑞穂市まで南下したら、県道23号へ。そのまま長良川河川敷の信号のない快走路をぶっ飛ばします。


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その道中で見えるソーラーアッーク。実家にいたころは毎年岐阜へと柿を買いに行っていたのですが、そのときに毎回とおってたんですよね。この道。なのでアレはものすごく頭に残ってるんです。そして懐かしさを覚えます。俺も歳をとったものだ・・・(遠い目)

そんな感傷に浸っているのをよそに、トラックが横を通過した時の風で、箱の蓋がもげて飛ばされました。


おのれトラックめ。ゆ゛   る゛   さ゛   ん゛


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箱の蓋はなんとか回収して、クレール平田まで南下してきました。ここでは薄墨公園で買い忘れた土産を購入。そして同じく薄墨公園の自販機で、当たらないものとしてスルーしてしまう、自販機ルーレットが当ってもう1本唯で入手したエナジーGYMでエナンザム。

ここからは伊勢までノンストップ名販甲特急の勢いで実家まで帰着。110kmを給油1回を含めて2時間10分で走破。


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総走行距離:::::::::::::::::::::>>567.65km


最近何かと足の向く岐阜長野方面。魅力的な場所が多いだけに致し方なしってやつですね。なぜ専門時代にもっと早くバイクに出会えていなかったのか。今でも後悔しています。

まあ後悔先に立たずって奴なので、これからも足しげく通うことになるでしょう


終わり



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