5/1、ではなく4/30、23時起床。いよいよ四国への旅路が今、始まる
準備を整え、0時出発。ストーブを使って乾かしていた装備は若干湿っていますが、走っているうちに乾くでしょう。
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とんでもねぇ・・・(押すのを)待ってたんだ・・・!!
準備を整え、0時出発。ストーブを使って乾かしていた装備は若干湿っていますが、走っているうちに乾くでしょう。
<<Мрія Team,launch>>
まず目指すは和歌山港。伊勢からの距離は200km弱。フェリーの出航時刻は5:35。ただし、30分前には乗船手続きをせねばならぬため、実質5時到着が目標。
距離的に4時間半あれば着くでしょうが、余裕を見て5時間とみた結果の出発です。
出発後は国道23号を北上。そして津付近で国道165号へ。
この道は何度か走ったことがありますが、国道163号へのつなぎで走ったため、県境越えまで走るのは初めて。
ナビでは峠越え区間が見受けられたため、変なものに遭遇しないことを祈ります。
久居市を越えると峠区間、青山峠へと突入。近鉄で連続勾配33.3‰で有名なあの場所。そして忌まわしいあの事故が起きた場所。そのせいもあってなんか怖いんですよね。ここ
なかなかにきつい勾配を登り切って、名張市、そして奈良県へ突入して行きます
奈良県宇陀市のコンビニにて時間調整のため休憩。車の少ない深夜のため、ペースはウナギ登り。200km弱を4時間くらいで行きそうな勢いです。
道のほうは青山峠を越えた後も、登りと下りが連続するなかなかアップダウンの激しい道です。そのせいなのか、奈良県に入ってからは霧の中を進んでいきます
出発後もいくつか峠越え。そして完全に山を降りて国道166号大和高田バイパス、ほどなく国道24号へ乗り換え、一路和歌山へ。
そして給油タイミングが来たので奈良県御所市にて給油。
ハクセキレイとかイソヒヨドリが、深夜にもかかわらず遊んでいたこのスタンド、清算方法が独特のスタンドで、店番のおっちゃんに教えてもらい給油。ついでに携行缶に給油。おっちゃんがやるのかと思ったら、自分でやっていいとのこと。まあ危険物は乙種全部持ってるので問題はないはず。実務経験はないですけど
給油完了後は引き続き国道24号を。途中自動車専用道がありますが、華麗にスルーして和歌山へと下っていきます
時刻4時過ぎ、フェリーターミナル到着。途中休み休み来ましたが、結局4時間ちょっとで到着。
とりあえず、乗船手続きを済ませてあとはアナウンスがあるまで待機です。
そして5時前、乗船位置までバイクを移動せよ。との指示が出たので移動
到着したフェリー。フェリーの入港見て思いましたが、操縦士の人凄すぎでしょう。こちとら4tMTのトラックで四苦八苦だったのに。あと微妙に痛仕様になってます。このフェリー会社のキャラの子だとか
そしてフェリーへin。バイクは私を含めて10台ほど。原付は私のみ。
相棒がタイダウンされたのを確認して船室へ。
フェリーから望む和歌山港。工場チョーイイネ
席は特に指定されておらず。横に寝っ転がれるカーペット敷きのスペースで寝たいのもありましたが、ブーツ脱ぐのがめんどくさいので、座席へ。
寝なくても行けそうでしたが、寝れるときに寝ておこうと目を閉じる
そしてフェリーから望む大海原・・・ではなく徳島港。いや、目が覚めたらもうここだったんですって。まあ3時間睡眠の23時起きだし仕方ないね。
こんなところで起きたものなので、急いで支度をして、発艦準備を整えます。
車が全て出ていったら、今度はバイクの番。カタパルト発進するF/A-18戦闘攻撃機の如く、勢いよく徳島港へ上陸。バイクでの四国上陸はこれが初めて。
しかし勢いに任せて走り出したので、フェリーとの記念撮影忘れました。
戻るのも面倒なので、まずは第一目的地、鳴門スカイラインを目指して国道11号を北上して行きます。
国道11号は片側3車線のバイパス。四国にこんな広い道があったなんて・・・(←四国をなめ過ぎである
しかし、北上するにつれて車線は減っていき、片側1車線になってから少しして県道183号へ。ここからが鳴門スカイラインの始まり。
初めはこんな感じの平地を走っていきます。
そしてほどなく、スカイラインの名の通り、登りのワインディングロードを走っていきます。
登ったり下ったりを繰り返し、コーナーも程よいRなので走るのも楽しいです。
ただし、ところどころ砂利が浮いている箇所が見受けられるので、路肩には寄らぬが吉。
しばらくそんな楽しい道を走ると、傾斜のある橋を渡って、展望台に到着します
展望台からの景色。展望台は四方見展望台という名前があります。四方見は‘よもみ’と読みます。抜刀隊や軍艦マーチでそんな歌詞がありましたね。
しかし四方見という名前ながら、見渡せるのは三方180度ほど。軽い詐欺です
さらに、四方見展望台のすぐそばの橋からの眺め。非常に傾斜がきつい橋であり、下界に飛び込んでいくような景色が味わえます
ついでに橋の名前はよもみばしです
四方見橋から望む瀬戸内海。向こうに見えるのはたぶん鳴門市街
さて、ここでフェリーの中で爆睡したために食べていなかった朝食を。メニューは家から持ってきたパン3個
食事中、この子が物欲しげにこっちを見てきますが、チョコって確か犬はだめだったと思うのであげませんでした。
飯を食べてから出発。その前に機銃掃射任務
任務完了後ふと見た手すり。なぜにこれがこんなところに
そんなわけで鳴門スカイラインを下って下界へ。そして思い付きで鳴門海峡へ寄り道。
鳴門海峡大橋と。そばに資料館とか、歩いて渡れる渦の道とか色々ありますが、駐車料とかもったいないのと、予定に入れておらず時間がないため今回はこれだけで。渦潮の見ごろでもないですし。
というわけで写真だけ撮って出発
出発後は県道11号へ。その途中でスイングアームナットの緩みがずっと気になっていたので締め直し。白い砂浜が大変きれいな場所です。
そして流れで国道28号、そして国道11号へ。これより目指すは室戸岬です
国道11号からほどなくして流れで国道55号へ。しばらくはよく整備された片側2車線のバイパスを流していきますが、阿南のあたりで片側1車線の良くある田舎道の国道へ。コーナーリングが程よくあり、なかなかに楽しい道です。
お遍路で回る道でもあるため、自転車徒歩問わずお遍路さんをよく見かけます。そんな彼らの横を華麗にカブで駆け抜けていきます
そして写真の美波町の市街地に入ったあたりで給油。
さらにすぐそばの道の駅日和佐でキャストオフ。深夜の寒さをしのぐ装備じゃ流石に暑い。
キャストオフと機銃掃射を済ませて、再び室戸岬を目指して走ります。
道の駅出発後もしばらくは山の中を走りますが、そこを抜けると今度は海岸線沿いを流して走ります。交通量は少なく、かなり気持ち良く走れます
海岸線沿いということでワインディング的な要素もあります。雰囲気的に国道42号の和歌山区間を思い出します
そしてどこかで写真を撮ろうと思って走っていた時に目にとまったもの。
何ということだ。夫婦岩は三重県の専売特許じゃ無かったのか
ここで250TR乗りの人とおしゃべり。とりあえず私のカブのツアラーっぷりに驚いてました。こうやって驚いてくれると悪い気はしないです。むしろセブンイレブンいい気分
ガードレールを越えるとここまで近づけます。手前の人と比べると、結構でかいのがお分かりいただけるかと
見栄の夫婦岩は結構離れた場所にありますが、こちらは歩道のすぐそばにあります
夫婦岩の駐車スペースから。どこまでも海岸線が続いていきます。
見物後は再び国道55号を南下。室戸岬へ
で、いきなりですが、室戸岬に到着。時刻は13時前。とりあえず相棒を置いて、岬の遊歩道を少しばかり歩きます
こんな感じで遊歩道が整備されています。
岬の最南端付近だと思われるあたりから。砂利浜にごつごつした岩が印象的
いろいろな言い伝えがあったりするものも結構ありますが、そんな中で自分が気になったのがこれ
アコウと呼ばれる植物。亜熱帯性の植物らしく、岩の上にあんな感じで根っこを張りめぐらせるようです。正直見た目がキモイ(直球)
しかし、こうした姿になるのもれっきとした理由があってのことだって考えると、進化ってすごい(小並感)
岬での散歩を済ませて、汗だくになってしまいましたが、時間は待ってくれないので次の目的地へ。
場所は室戸岬を過ぎてすぐの室戸スカイラインです。室戸岬南端を過ぎて、西へと進むとすぐに入り口にさしかかるので、大きく右へ。きつい坂を一気に登っていきます。
きつい坂、そしてヘアピンカーブが3連続。坂は確か10%くらいの勾配です。短距離で一気に高度を稼いでいきます
2つ目のヘアピン付近から望む眺め。地図を見てもらうと分かりますが、3つのヘアピンがかなり接近して存在する為、こんな感じで下のヘアピンが上から良く見えます。ここは道路も景色のいいアクセントになってます
2つ目のヘアピンを見る。下に見えるのが国道55号。結構な高度なのがお分かりいただけるかと。
さらに海を眺める。水平線と比べると、どれくらいの斜度かがよくわかります
そして3つのヘアピンを抜け、ほぼ頂上の辺りからの眺め。青い空と海、遥か彼方まで続く海岸線。気持ち良いです。
そしてこの辺で写真撮ってたら、バイカーらしいおっちゃんが話しかけてきて、写真を撮ってくれました。
しかし、鏡で見る自分と写真に写った自分ってなんであんなに顔が違うんでしょう。鏡ではまだいけそう。とか思っても写真の自分の顔を見て、毎度ながら絶望します。
おっちゃんは結構な話好きのようで結構話し込んでしまいました。久しぶりにバイクの乗せてもらったら楽しくてNC700買っちゃったとか、下駄でズーマーX買っちゃったとか。でもカブで旅する私を見て、ズーマーでは長距離は無理だとも言ってました。
おっちゃん、原二の長距離は慣れですぜ。大型あったらやんない気がしなくもないですけどね。
旅の醍醐味を済ませたのち、自分も出発。そばにお遍路で立ち寄るお寺もありますが、今回は走ることに徹するため、スルーで。
ヘアピンを抜けた後は森林の間の道を抜けていきます。
その途中にあった謎の建物。ラピュタの冒頭で出てくる要塞的なふいんきを感じます
とその次はしっかり整備された展望台。しかし、自分的にはさっきのヘアピンからの眺めのほうが好みです。
ここは恋人の聖地なんだそうです。そんな中にカーボンヘルメットを被った野郎が一人。どう見ても不審者です。本当に(ry
写真撮影後に出発。この後もまだ回るところがあるので、次なる場所へと急ぐ
室戸岬を回った後も海岸線を行く。
次の目的地は龍河洞スカイラインという場所。その前に燃料があやしくなってきたので、スカイライン突入前に給油。給油完了後は龍河洞スカイラインへとなだれ込みます
だいぶと日も傾いてきましたが、龍河洞スカイラインへと到着。ここもヘアピンカーブの織りなす景色が素晴らしい場所です
いろいろ場所と角度から撮影。遠くには高知竜馬空港も確認できます
なんか道路からそのまま離陸でもして行けそうな錯覚に陥る景色です
で、国道走ってるときから気になっていた山の上の城みたいな建物。どうやらこのスカイラインのヘアピンを登りきった先にあるようで。ちょっと行ってみたいという気持ちがあったのですが、まさか自分の目的地から入って行けるとは思わず。迷わず突撃してみますが
ここにはレストランがあったようです。ただしあのお城はレストランじゃない模様
しかしもう11年も前に閉店になってしまったようで。平成15年がもう11年も昔なんて・・・もう歳なんて取りたくないです(懇願)
あの上からの眺めはさぞかし絶景なんでしょうが、こうも堅い門に閉ざされてはどうすることもできず。営業していれば飯でも食べたかったんですけどねぇ・・・
仕方ないので引き続きスカイラインを行く。ヘアピンを抜けてからは森の中を走っていきます。
しかし道路の状態は悪く、舗装は古くてひび割れているうえ、落ち葉、砂利、さらにはコケまで発生しているため、スピードは出さないほうが賢明です
スカイラインを終点まで抜けてきました
抜けた先には龍河洞があります。時間はないので見物していませんが。
しばらく休憩も兼ねてぶらぶらしてみます。すると
なんかいろいろいますね。ゆるキャラが
やなせ先生、仕事し過ぎです。
ぶらぶらし終わったら、また龍河洞スカイラインを通って、国道へと戻ります
龍河洞スカイライン途中の空き屋。不便かもしれないけど、眺めは最高にいいですね。あと、ここのため池におじゃまたくしがいました。生きてるやつ見るのはいつぶりでしょうか・・・写真のほうは地味にキモイので無しで
帰ってくる途中でもう一度ヘアピンを。ここもヘアピンの距離が近いので1枚の写真でこれだけ写ります
最後に相棒ともう一度。
撮影後、スカイラインを降り切って再び国道55号へ。次の目的地は桂浜。
国道55号南国バイパスを走ってから、適当に県道を走って桂浜を目指す。その途中でオールペンピンクのカブを見かけたり
県道14号浦戸大橋。どうでしょうでも通ってたあの橋です。かなり高いところまで登るので景色がいいのですが、タッパのあるフェンスが景観を損ねています。こんなものが付いている理由についてはお察しください
そして桂浜到着。駐車場入ろうとしたら、18時まで待ってれば無料になるよ。とのことなので待機。
で、桂浜到着。時間が時間なので人は少なめ。
で、竜馬のお背中。海を向いて立っているので、入ってくるとまず背中を見ることになるんですね。ついでに横の足場は、お金払うと銅像の高さまで登れるってものです
銅像を前より。暗くて表情はあんまりわからないですね。これ
そして桂浜。日が沈んで哀愁漂ってます。脳内BGMは浜辺の歌で。なぜか頭に残ってるんですよね
ちなみに桂浜は遊泳禁止だそうで。地形の関係で波の変化が激しく、潮流も早いので死にたくなければヤメテオケとのこと。
ただしお察しの通り、おつむの弱い人が泳いで溺れた時のために、救命浮き輪はしっかりあったりします
時間が時間なので、土産物屋もほぼ開いていなかった中で、開いていた店でソフトクリームと、カツオの塩叩きポテチを購入。
しかしこういうものに目が行くあたり、私はまだまだガキなんでしょうね。まあ、人生を楽しむコツは童心を忘れないこと。が信条なのでそれでいいのですが。
あぁ、買ってはないです。輸送手段がないのと、家に置く場所がないので。欲しかったんですけどね
桂浜見物後、完全に日が沈んでしまいました。今日の任務はこれにて完了。あとは野営地点まで。と言ってもここからすぐの場所
帰りも浦戸大橋を渡って、そしてすぐの場所です。
野営予定地点は高知県立種崎千松公園キャンプ場という場所。ここはキャンプサイトが無料開放されており、水場やトイレも備えているうえ、市街地が近いため買い出しも便利。
ただし、同じ敷地内に墓場があり、そばには自殺スポットな浦戸大橋がある等、そういうのが苦手な人にはあんまりお勧めできないです
私?遊園地に行っても頑なにお化け屋敷行くのを拒否するくらい肝が小さいです。だって同じ敷地に墓があるなんて事前情報で得られなかったんだよぅ(震え声)
しかし、ほかのキャンプ場探す暇ないのでここでステイです
キャンプ場そばの駐車場に着きました。私以外にもライダーが結構います。車で来てる人もいます。
よかった。ここで一人でステイは精神的に持たないので安心です
この日は夕焼けがなかなかきれいでした。さて、もたもたしてると暗くなっちゃうのでさっさとテント展開。
しかし、去年のGWから1年ぶりとなるテント展開は説明書とにらめっこで。結局ランタン使ってテントを展開。
サイトは砂と草地が混ざってる感じ。地面は柔らかく、尖ったペグ無しでも十分いけます。
しかし、今の時期から蚊が発生しているため、夏場は相当ひどそうです。墓場も影響してるんですかね
テント展開後は風呂。
時間がなくて、風呂なんて調べてないので、つい最近6年連れ添ったW61CAの故障により交代した、和製スマホURBANOを駆使して、風呂を調べます。
10kmほど離れた場所に、結構いい感じのスーパー銭湯があるようなのでそこに行くことに。ついでに蚊対策のノーマット的なものも買っておきましょう
風呂着きました。高知ぽかぽか温泉って場所です。しかし10Rってこういう使い方出来るもんなんですね・・・ナイスガッツ
ここは食堂もあるので、風呂上がってからそのまま飯
からあげ定食です。この日はまともな昼飯食べてなかったので、ご飯が進みます。サウナで汗もかいたので、某世紀末覇者の如く水をがぶ飲み。
腹ごしらえした後はキャンプ場まで。テントに戻ってからは、モバマスやったり明日のルート確認したり。そして23時過ぎに就寝。
明日はどんな景色が見れるのか。楽しみです
1日目走行距離::::::::::>>449.6km
2日目走行距離::::::::::>>528.1km
2日間総走行距離::::::>>977.7km
まず目指すは和歌山港。伊勢からの距離は200km弱。フェリーの出航時刻は5:35。ただし、30分前には乗船手続きをせねばならぬため、実質5時到着が目標。
距離的に4時間半あれば着くでしょうが、余裕を見て5時間とみた結果の出発です。
出発後は国道23号を北上。そして津付近で国道165号へ。
この道は何度か走ったことがありますが、国道163号へのつなぎで走ったため、県境越えまで走るのは初めて。
ナビでは峠越え区間が見受けられたため、変なものに遭遇しないことを祈ります。
久居市を越えると峠区間、青山峠へと突入。近鉄で連続勾配33.3‰で有名なあの場所。そして忌まわしいあの事故が起きた場所。そのせいもあってなんか怖いんですよね。ここ
なかなかにきつい勾配を登り切って、名張市、そして奈良県へ突入して行きます
奈良県宇陀市のコンビニにて時間調整のため休憩。車の少ない深夜のため、ペースはウナギ登り。200km弱を4時間くらいで行きそうな勢いです。
道のほうは青山峠を越えた後も、登りと下りが連続するなかなかアップダウンの激しい道です。そのせいなのか、奈良県に入ってからは霧の中を進んでいきます
出発後もいくつか峠越え。そして完全に山を降りて国道166号大和高田バイパス、ほどなく国道24号へ乗り換え、一路和歌山へ。
そして給油タイミングが来たので奈良県御所市にて給油。
ハクセキレイとかイソヒヨドリが、深夜にもかかわらず遊んでいたこのスタンド、清算方法が独特のスタンドで、店番のおっちゃんに教えてもらい給油。ついでに携行缶に給油。おっちゃんがやるのかと思ったら、自分でやっていいとのこと。まあ危険物は乙種全部持ってるので問題はないはず。実務経験はないですけど
給油完了後は引き続き国道24号を。途中自動車専用道がありますが、華麗にスルーして和歌山へと下っていきます
時刻4時過ぎ、フェリーターミナル到着。途中休み休み来ましたが、結局4時間ちょっとで到着。
とりあえず、乗船手続きを済ませてあとはアナウンスがあるまで待機です。
そして5時前、乗船位置までバイクを移動せよ。との指示が出たので移動
到着したフェリー。フェリーの入港見て思いましたが、操縦士の人凄すぎでしょう。こちとら4tMTのトラックで四苦八苦だったのに。あと微妙に痛仕様になってます。このフェリー会社のキャラの子だとか
そしてフェリーへin。バイクは私を含めて10台ほど。原付は私のみ。
相棒がタイダウンされたのを確認して船室へ。
フェリーから望む和歌山港。工場チョーイイネ
席は特に指定されておらず。横に寝っ転がれるカーペット敷きのスペースで寝たいのもありましたが、ブーツ脱ぐのがめんどくさいので、座席へ。
寝なくても行けそうでしたが、寝れるときに寝ておこうと目を閉じる
そしてフェリーから望む大海原・・・ではなく徳島港。いや、目が覚めたらもうここだったんですって。まあ3時間睡眠の23時起きだし仕方ないね。
こんなところで起きたものなので、急いで支度をして、発艦準備を整えます。
車が全て出ていったら、今度はバイクの番。カタパルト発進するF/A-18戦闘攻撃機の如く、勢いよく徳島港へ上陸。バイクでの四国上陸はこれが初めて。
しかし勢いに任せて走り出したので、フェリーとの記念撮影忘れました。
戻るのも面倒なので、まずは第一目的地、鳴門スカイラインを目指して国道11号を北上して行きます。
国道11号は片側3車線のバイパス。四国にこんな広い道があったなんて・・・(←四国をなめ過ぎである
しかし、北上するにつれて車線は減っていき、片側1車線になってから少しして県道183号へ。ここからが鳴門スカイラインの始まり。
初めはこんな感じの平地を走っていきます。
そしてほどなく、スカイラインの名の通り、登りのワインディングロードを走っていきます。
登ったり下ったりを繰り返し、コーナーも程よいRなので走るのも楽しいです。
ただし、ところどころ砂利が浮いている箇所が見受けられるので、路肩には寄らぬが吉。
しばらくそんな楽しい道を走ると、傾斜のある橋を渡って、展望台に到着します
展望台からの景色。展望台は四方見展望台という名前があります。四方見は‘よもみ’と読みます。抜刀隊や軍艦マーチでそんな歌詞がありましたね。
しかし四方見という名前ながら、見渡せるのは三方180度ほど。軽い詐欺です
さらに、四方見展望台のすぐそばの橋からの眺め。非常に傾斜がきつい橋であり、下界に飛び込んでいくような景色が味わえます
ついでに橋の名前はよもみばしです
四方見橋から望む瀬戸内海。向こうに見えるのはたぶん鳴門市街
さて、ここでフェリーの中で爆睡したために食べていなかった朝食を。メニューは家から持ってきたパン3個
食事中、この子が物欲しげにこっちを見てきますが、チョコって確か犬はだめだったと思うのであげませんでした。
飯を食べてから出発。その前に機銃掃射任務
任務完了後ふと見た手すり。なぜにこれがこんなところに
そんなわけで鳴門スカイラインを下って下界へ。そして思い付きで鳴門海峡へ寄り道。
鳴門海峡大橋と。そばに資料館とか、歩いて渡れる渦の道とか色々ありますが、駐車料とかもったいないのと、予定に入れておらず時間がないため今回はこれだけで。渦潮の見ごろでもないですし。
というわけで写真だけ撮って出発
出発後は県道11号へ。その途中でスイングアームナットの緩みがずっと気になっていたので締め直し。白い砂浜が大変きれいな場所です。
そして流れで国道28号、そして国道11号へ。これより目指すは室戸岬です
国道11号からほどなくして流れで国道55号へ。しばらくはよく整備された片側2車線のバイパスを流していきますが、阿南のあたりで片側1車線の良くある田舎道の国道へ。コーナーリングが程よくあり、なかなかに楽しい道です。
お遍路で回る道でもあるため、自転車徒歩問わずお遍路さんをよく見かけます。そんな彼らの横を華麗にカブで駆け抜けていきます
そして写真の美波町の市街地に入ったあたりで給油。
さらにすぐそばの道の駅日和佐でキャストオフ。深夜の寒さをしのぐ装備じゃ流石に暑い。
キャストオフと機銃掃射を済ませて、再び室戸岬を目指して走ります。
道の駅出発後もしばらくは山の中を走りますが、そこを抜けると今度は海岸線沿いを流して走ります。交通量は少なく、かなり気持ち良く走れます
海岸線沿いということでワインディング的な要素もあります。雰囲気的に国道42号の和歌山区間を思い出します
そしてどこかで写真を撮ろうと思って走っていた時に目にとまったもの。
何ということだ。夫婦岩は三重県の専売特許じゃ無かったのか
ここで250TR乗りの人とおしゃべり。とりあえず私のカブのツアラーっぷりに驚いてました。こうやって驚いてくれると悪い気はしないです。むしろ
ガードレールを越えるとここまで近づけます。手前の人と比べると、結構でかいのがお分かりいただけるかと
見栄の夫婦岩は結構離れた場所にありますが、こちらは歩道のすぐそばにあります
夫婦岩の駐車スペースから。どこまでも海岸線が続いていきます。
見物後は再び国道55号を南下。室戸岬へ
で、いきなりですが、室戸岬に到着。時刻は13時前。とりあえず相棒を置いて、岬の遊歩道を少しばかり歩きます
こんな感じで遊歩道が整備されています。
岬の最南端付近だと思われるあたりから。砂利浜にごつごつした岩が印象的
いろいろな言い伝えがあったりするものも結構ありますが、そんな中で自分が気になったのがこれ
アコウと呼ばれる植物。亜熱帯性の植物らしく、岩の上にあんな感じで根っこを張りめぐらせるようです。正直見た目がキモイ(直球)
しかし、こうした姿になるのもれっきとした理由があってのことだって考えると、進化ってすごい(小並感)
岬での散歩を済ませて、汗だくになってしまいましたが、時間は待ってくれないので次の目的地へ。
場所は室戸岬を過ぎてすぐの室戸スカイラインです。室戸岬南端を過ぎて、西へと進むとすぐに入り口にさしかかるので、大きく右へ。きつい坂を一気に登っていきます。
きつい坂、そしてヘアピンカーブが3連続。坂は確か10%くらいの勾配です。短距離で一気に高度を稼いでいきます
2つ目のヘアピン付近から望む眺め。地図を見てもらうと分かりますが、3つのヘアピンがかなり接近して存在する為、こんな感じで下のヘアピンが上から良く見えます。ここは道路も景色のいいアクセントになってます
2つ目のヘアピンを見る。下に見えるのが国道55号。結構な高度なのがお分かりいただけるかと。
さらに海を眺める。水平線と比べると、どれくらいの斜度かがよくわかります
そして3つのヘアピンを抜け、ほぼ頂上の辺りからの眺め。青い空と海、遥か彼方まで続く海岸線。気持ち良いです。
そしてこの辺で写真撮ってたら、バイカーらしいおっちゃんが話しかけてきて、写真を撮ってくれました。
しかし、鏡で見る自分と写真に写った自分ってなんであんなに顔が違うんでしょう。鏡ではまだいけそう。とか思っても写真の自分の顔を見て、毎度ながら絶望します。
おっちゃんは結構な話好きのようで結構話し込んでしまいました。久しぶりにバイクの乗せてもらったら楽しくてNC700買っちゃったとか、下駄でズーマーX買っちゃったとか。でもカブで旅する私を見て、ズーマーでは長距離は無理だとも言ってました。
おっちゃん、原二の長距離は慣れですぜ。大型あったらやんない気がしなくもないですけどね。
旅の醍醐味を済ませたのち、自分も出発。そばにお遍路で立ち寄るお寺もありますが、今回は走ることに徹するため、スルーで。
ヘアピンを抜けた後は森林の間の道を抜けていきます。
その途中にあった謎の建物。ラピュタの冒頭で出てくる要塞的なふいんきを感じます
とその次はしっかり整備された展望台。しかし、自分的にはさっきのヘアピンからの眺めのほうが好みです。
ここは恋人の聖地なんだそうです。そんな中にカーボンヘルメットを被った野郎が一人。どう見ても不審者です。本当に(ry
写真撮影後に出発。この後もまだ回るところがあるので、次なる場所へと急ぐ
室戸岬を回った後も海岸線を行く。
次の目的地は龍河洞スカイラインという場所。その前に燃料があやしくなってきたので、スカイライン突入前に給油。給油完了後は龍河洞スカイラインへとなだれ込みます
だいぶと日も傾いてきましたが、龍河洞スカイラインへと到着。ここもヘアピンカーブの織りなす景色が素晴らしい場所です
いろいろ場所と角度から撮影。遠くには高知竜馬空港も確認できます
なんか道路からそのまま離陸でもして行けそうな錯覚に陥る景色です
で、国道走ってるときから気になっていた山の上の城みたいな建物。どうやらこのスカイラインのヘアピンを登りきった先にあるようで。ちょっと行ってみたいという気持ちがあったのですが、まさか自分の目的地から入って行けるとは思わず。迷わず突撃してみますが
ここにはレストランがあったようです。ただしあのお城はレストランじゃない模様
しかしもう11年も前に閉店になってしまったようで。平成15年がもう11年も昔なんて・・・もう歳なんて取りたくないです(懇願)
あの上からの眺めはさぞかし絶景なんでしょうが、こうも堅い門に閉ざされてはどうすることもできず。営業していれば飯でも食べたかったんですけどねぇ・・・
仕方ないので引き続きスカイラインを行く。ヘアピンを抜けてからは森の中を走っていきます。
しかし道路の状態は悪く、舗装は古くてひび割れているうえ、落ち葉、砂利、さらにはコケまで発生しているため、スピードは出さないほうが賢明です
スカイラインを終点まで抜けてきました
抜けた先には龍河洞があります。時間はないので見物していませんが。
しばらく休憩も兼ねてぶらぶらしてみます。すると
なんかいろいろいますね。ゆるキャラが
やなせ先生、仕事し過ぎです。
ぶらぶらし終わったら、また龍河洞スカイラインを通って、国道へと戻ります
龍河洞スカイライン途中の空き屋。不便かもしれないけど、眺めは最高にいいですね。あと、ここのため池におじゃまたくしがいました。生きてるやつ見るのはいつぶりでしょうか・・・写真のほうは地味にキモイので無しで
帰ってくる途中でもう一度ヘアピンを。ここもヘアピンの距離が近いので1枚の写真でこれだけ写ります
最後に相棒ともう一度。
撮影後、スカイラインを降り切って再び国道55号へ。次の目的地は桂浜。
国道55号南国バイパスを走ってから、適当に県道を走って桂浜を目指す。その途中でオールペンピンクのカブを見かけたり
県道14号浦戸大橋。どうでしょうでも通ってたあの橋です。かなり高いところまで登るので景色がいいのですが、タッパのあるフェンスが景観を損ねています。こんなものが付いている理由についてはお察しください
そして桂浜到着。駐車場入ろうとしたら、18時まで待ってれば無料になるよ。とのことなので待機。
で、桂浜到着。時間が時間なので人は少なめ。
で、竜馬のお背中。海を向いて立っているので、入ってくるとまず背中を見ることになるんですね。ついでに横の足場は、お金払うと銅像の高さまで登れるってものです
銅像を前より。暗くて表情はあんまりわからないですね。これ
そして桂浜。日が沈んで哀愁漂ってます。脳内BGMは浜辺の歌で。なぜか頭に残ってるんですよね
ちなみに桂浜は遊泳禁止だそうで。地形の関係で波の変化が激しく、潮流も早いので死にたくなければヤメテオケとのこと。
ただしお察しの通り、おつむの弱い人が泳いで溺れた時のために、救命浮き輪はしっかりあったりします
時間が時間なので、土産物屋もほぼ開いていなかった中で、開いていた店でソフトクリームと、カツオの塩叩きポテチを購入。
しかしこういうものに目が行くあたり、私はまだまだガキなんでしょうね。まあ、人生を楽しむコツは童心を忘れないこと。が信条なのでそれでいいのですが。
あぁ、買ってはないです。輸送手段がないのと、家に置く場所がないので。欲しかったんですけどね
桂浜見物後、完全に日が沈んでしまいました。今日の任務はこれにて完了。あとは野営地点まで。と言ってもここからすぐの場所
帰りも浦戸大橋を渡って、そしてすぐの場所です。
野営予定地点は高知県立種崎千松公園キャンプ場という場所。ここはキャンプサイトが無料開放されており、水場やトイレも備えているうえ、市街地が近いため買い出しも便利。
ただし、同じ敷地内に墓場があり、そばには自殺スポットな浦戸大橋がある等、そういうのが苦手な人にはあんまりお勧めできないです
私?遊園地に行っても頑なにお化け屋敷行くのを拒否するくらい肝が小さいです。だって同じ敷地に墓があるなんて事前情報で得られなかったんだよぅ(震え声)
しかし、ほかのキャンプ場探す暇ないのでここでステイです
キャンプ場そばの駐車場に着きました。私以外にもライダーが結構います。車で来てる人もいます。
よかった。ここで一人でステイは精神的に持たないので安心です
この日は夕焼けがなかなかきれいでした。さて、もたもたしてると暗くなっちゃうのでさっさとテント展開。
しかし、去年のGWから1年ぶりとなるテント展開は説明書とにらめっこで。結局ランタン使ってテントを展開。
サイトは砂と草地が混ざってる感じ。地面は柔らかく、尖ったペグ無しでも十分いけます。
しかし、今の時期から蚊が発生しているため、夏場は相当ひどそうです。墓場も影響してるんですかね
テント展開後は風呂。
時間がなくて、風呂なんて調べてないので、つい最近6年連れ添ったW61CAの故障により交代した、和製スマホURBANOを駆使して、風呂を調べます。
10kmほど離れた場所に、結構いい感じのスーパー銭湯があるようなのでそこに行くことに。ついでに蚊対策のノーマット的なものも買っておきましょう
風呂着きました。高知ぽかぽか温泉って場所です。しかし10Rってこういう使い方出来るもんなんですね・・・ナイスガッツ
ここは食堂もあるので、風呂上がってからそのまま飯
からあげ定食です。この日はまともな昼飯食べてなかったので、ご飯が進みます。サウナで汗もかいたので、某世紀末覇者の如く水をがぶ飲み。
腹ごしらえした後はキャンプ場まで。テントに戻ってからは、モバマスやったり明日のルート確認したり。そして23時過ぎに就寝。
明日はどんな景色が見れるのか。楽しみです
1日目走行距離::::::::::>>449.6km
2日目走行距離::::::::::>>528.1km
2日間総走行距離::::::>>977.7km
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とんでもねぇ・・・(押すのを)待ってたんだ・・・!!
去年、KLX125で行きましたが、また行きたいです。
次は海岸線を撫でるようにまわりたい…
次の航海日誌を楽しみにしております。