いつまでもうだうだしてたら、彼に顔向けできませんからね。ここから通常営業に戻りますよ。ナギッ!!







朝4時過ぎ、ライダーの朝は早い。とはいってもうだうだしつつ、のそのそといつも通り起き出します






DSC_0592

テントを撤収し、7時前、キャンプ場を後にする


DSC_0593

<<行くぜ・・・!!>>


DSC_0594

さて、現在地は南宇和郡。四国の左下の方。ここから愛媛、高知県の境にある天狗高原、通称‘四国カルスト’を目指します

まずキャンプ場から、県道46号で国道56号へ。そして東へと戻り、四万十市中村へ。そこから酷道マニアで知らぬものはいない酷道439号、通称‘与作’を北上して行きます


DSC_0602

DSC_0608

中村市で439へ。入ってしばらくは片側1車線ののどかな田舎道を走ります。噂にきく酷道っぷりは微塵も感じませんが、異常気象時の通行規制を示す看板が、これより酷道が訪れることを暗に示しています


DSC_0611

悪いことは言わないから引き返せとばかりに警告の看板も。そして


DSC_0613

DSC_0614

片側1車線の快走路が急激に90度ターン。そして一気に1~1.5車線幅の酷道へと豹変します。その変わりっぷりは

こんにちは。氏ねッ!!!ってくらいの勢いです。調子に乗ってスピード出してると痛い目見ます。


DSC_0617

酷道区間に突入した439。先ほどまでの快走路の姿は微塵もなく。新緑の中に佇むおにぎりのみが、国道であることを伝えます。


DSC_0627

うっそうと茂る杉林に、ガードレールの存在しない道幅1車線の道路。ここを誰が国道だと認識出来ようか


DSC_0631

傾いたおにぎりの支柱が酷道感をアップさせてます。

まだ439に入って間もないですが、道路の状態は、舗装悪し、落ち葉あり、落石、砂利あり、ガードレール無し、緑のセンターラインありと。酷道要素は必要十分。いや、最初から全力出し過ぎです。Lv.2のコラッタにカイリューのはかいこうせん打ち込むくらいの勢いです


DSC_0633

ちなみに私が時々使う緑のセンターラインとはこれのこと。

陽の当らない路面にコケが生えていますが、車のタイヤが通るところはコケが生えないため、こうなったというもの。某酷道ラリー動画で使われてた表現です

これが439に限らず、酷道には結構存在するので、バイク乗りの人はむやみにスピードを出さないが吉。酷道のカーブって、カーブミラーとかガードレールなんて気のきいたものないほうが多いですからね。


そしてこの写真を撮っている時、BMWに跨った同業者と思しきライダーの人が通って行きました


DSC_0638

おにぎり回収。今日通っているここは杓子峠という場所。439にいくつか存在する峠のうちの一つです。


DSC_0640

酷道に車で来てしまうと必ず出くわすであろう場面。439はあまり退避所がないため、離合も一苦労です。やはり酷道侵攻には原付が最強です。


DSC_0645

どこまでも続く1車線幅の道路に、うっそうと茂る森。酷道ツーでは、いつまでこの景色が続くのかと思います


DSC_0648

ようやく人里と別の道が見えてきました。杓子峠は1時間ほどしか走っていませんが、体感時間はそれよりもずっと長いです。景色があまり変わり映えしないのもあるんでしょう。


DSC_0656

DSC_0657

酷道を抜け、国道381号へと合流。ここから四万十川沿いを走って行きます

さて四万十川と言えば、日本最後の清流と呼ばれる川。そしてその象徴たるものが


DSC_0662

これ。沈下橋と呼ばれる橋です。見た目通り、柵とか無いので、安全上問題大有りということで、全国的には姿を消している物ですが、こと四万十川では、この橋をまだ多く見ることが出来ます。


DSC_0659

沈下橋遠景。交通量に関しては、それほど多くないです。川の対岸にある集落への出入り用といった感じで、限定的な使用がなされている模様。


DSC_0672

さらに進んで別の沈下橋


DSC_0675

DSC_0682

JRの鉄橋と並走するようにかかっています


DSC_0686

381号を流す中で見つけた鯉のぼり。向こう岸の山までずっと続いています。壮観です


DSC_0689

撮影場所の向かいの神社。ちょうど神楽をやっているようです。
さらに下の広場で何やらイベントをやっている模様ですが、あいにく時間の都合で見学はせず。


DSC_0694

鯉のぼりから少し進んだ国道沿いの集落。一見何の変哲もない田舎町ですが


DSC_0695

なんてこった。四国にはまだ国鉄が走っていたのか(錯乱)


DSC_0697

冗談も休み休みに、次の沈下橋。


DSC_0700

反対岸から。川岸の筋模様の入った岩が印象的です


DSC_0701

さらに次の沈下橋。こんな感じで一応退避所みたいなのが付いています。

国道381号沿いで撮影した沈下橋は以上。まだありましたが、変わり映えがしないので撮影はせず。
もっとほかにも長い沈下橋があるようですが、どうやらもっと下流側に存在する模様。今回のルート的に下流側か、今回通った区間どちらかしか走れなかったので、そちらはまた別の機会に訪れることにしましょう


DSC_0708

DSC_0711

四万十川から外れた場所にあった沈下橋。戦後間もなく作られたもののようですが


DSC_0709

残念ながら、一部が雨で流されています


DSC_0710

流された路面部分は川に残されていました


この後、国道381号から国道320号へ。須賀川ダムの横を通り抜けたら宇和島市入り。
宇和島市で国道56号へ乗り換え南進。そのあとに県道37号へ。そしていくつか県道を乗り継いで次の目的地へ


DSC_0716

ここです。段々畑と呼ばれる場所


DSC_0719

上空から見た写真と説明書き。リアス式海岸の半島の斜面を覆いつくすように、石垣を積み上げた畑があります


DSC_0734

特に進入禁止とかにはなっていなかったので、相棒とパチリ


DSC_0727

畑はこんな感じになってます。栽培している作物は馬鈴薯。駐車場の所で販売もやっています。

写真にもちらりと写っていますが、畑の移動には梯子を使うようです。いい運動になりそうですが、年取ってからはつらいでしょうね


DSC_0741

帰り道に遠景を。この写真でも全部は写っていません。それだけ広大な畑です。


DSC_0746

段々畑から帰る途中の風景。田舎の漁師町的風景にカブは絶妙にハマります。

ここからは来た道を戻って、宇和島市へ。さらに国道320号へと戻り、そこから国道197号へ。これより本日の最終目的地、四国カルストへと向かいます


DSC_0756

カルストへ向かう前に、本日の夜食を調達。そして箱のブッシングのゴムが劣化していて、箱がずりずり動いちゃうので、現地補修。なおそれでも治らず、結局帰ってきてから別のゴムを使って完全に治りましたとさ


DSC_0757

国道197号。どんどんと高度を上げて行きます。

そして国道197号から、また国道439号へ。ただし今回はつなぎ的に走るのみ。ほどなく県道48号へ

DSC_0761

県道48号。いよいよ目的地、天狗高原の名が見えてきました。

険道らしい、厳しい勾配と急カーブが連続する道を登っていきます


DSC_0769

上がる高度、開ける風景。だんだんと植生が変わってきます


DSC_0771

天狗高原が近付き、視界も開けます。ガスがかっているのが残念ですが、彼方まで見渡せます


DSC_0772

彼方に見える風車群と相棒。


DSC_0777

DSC_0779

さて、少し進めばカルスト台地らしい風景が目に飛び込んできます。草原の緑や笹原の枯れ草色に石灰石の白。

感傷に浸りたくなる景色ですが、あいにく有名スポットなので、バイクはおろか車もかなりの数がいるのでそんなことはできず。こういうときは平日休みの人がうらやましくなります


DSC_0780

ここは牛が放牧されているようです。あちこちに牛がいます


DSC_0787

DSC_0792

DSC_0799

高原らしいさわやかな空気が気持ち良いです。しかし視程が悪いのはやはり惜しいところ


DSC_0804

姫鶴平を望む。四国カルストでは定番ともいえる場所。うーんこのガス感

さて、ここから見えている姫鶴平が本日のキャンプ地です。普段から言えばだいぶと早いキャンプ入りで(本当ならこれくらいの時間に、野営開始が普通だと思われますが)、距離もあまり走っていませんが、どうしてもここに泊りたいというわけで。


DSC_0817

受付を済ませて早速展開。しかし写真には写っていませんが、後ろにはカップルやら親子連れなど、かなりの人が居り、もうテントも張れぬ状態になっています

そんな状態なので、相棒を横に連れてくることが出来ない。

見晴らしがいいのを理由にここに張りましたが、下の広場を見ると、普通に眺めがよさそう&人が少ない&バイクが横付けできる

そして瞬時に決断を下し、ペグを引っこ抜いて展開したままのテントを下まで運びました


DSC_0826

そして再展開。見晴らし最高。そして


DSC_0821

これだ。キャンプでこの写真が撮りたかったのだよ私は。


DSC_0831

さて、設営も終わったところで、夕焼けを見に相棒を走らせます。
先ほど通ってきたメインルートは、車やらバイクやらがいて、ふいんきげんなりなので、ここの広場から見えている道をふらふら走って、適当な場所を探すことにしました


DSC_0833

ナイス判断俺。恐らく、この道は放牧場管理用といった感じで作られた道のようですが、道幅が狭いため車はほとんど入ってこず。少し進めば自分以外人がいなくなるという、素敵な状況に


DSC_0844

山の稜線へ日が沈んでいきます。さて、自分以外人なんていないんだから遊ばないとね


DSC_0836

ちょっとかっこをつけて撮ってみた。この状態なら私はイケメンですな。なおヘルメットをとった状態ではお察しください
























DSC_0846

通常営業だって忘れません。この瞬間、私は世界一かっこいいコミネマンと化したはず。なおコミネ装備はグローブだけの模様

なにィ?そもそもコミネマンがダサいだって?

―よし、わかった。サルガスアトリアのグレー上下そろえて着てみようか・・・(迫真)


DSC_0848

お遊びしている背景はこんなにきれいなんですがね。やはり私にシリアスは似合いませんって


DSC_0866

いろいろ遊んでいるうちに夜が降りてきました。先ほどの放牧場の道は、最終的に県道へと合流しました

さて、暗くなったのでテントへと戻ります。そもそも今日、距離を削ってまでここへとステイした理由は、ここからの時間にあるのです





























DSC_0870

そう、この星空を見るためにここでキャンプしたのです。まだ太陽の光がわずかに空を照らしていますが、もう星も結構見えます。

ここからは四国カルストより望む星空の写真を貼って行きます。私はレリーズタイマーなんて持ってないので、写真はカメラ本体で行ける最長のシャッター開放時間、30秒設定で、ISO感度は800~3200くらいの間で撮ってます


DSC_0872

日が完全に沈みました。星には疎いですが、オリオン座はわかります(小並感)

なお、箱のバックルがカワサキ色に光ってますが、これ蓄光塗料が塗ってあるからです。こういう明かり一つないキャンプ場でも見えるようにって思いまして

さて、最初は人の少なかったここの野営地ですが、時間が経つにつれ人が増え、ついにはバカ騒ぎし出す恐らく大学生くらいのグループまで登場。一時の思い出づくりもいいけど、周りのことも考えようや


DSC_0881

そんな中、ネタにいそしむ男が一人。だってこんなに暗い中だったら何やっても分かんないじゃないですか

ちなみに元ネタはバイク板でレス1000越えすると表示されるアレです。


DSC_0886

Ver2.シールドが曇ったところにLEDランタンの光があたって、アイザックさんみたいになってます


DSC_0884

星空だけを撮ってみました。地上に光は見えず、空を照らす光もないため、ここが本当に人里離れた場所なんだというのを実感します


DSC_0890

向きを変えて。右の方に見えているのが、最初に設営をしたキャンプサイト。テントの数が多いのがお分かりいただけるかと


DSC_0900

テントサイトを抜けだして、近くの道路で撮った一枚。左下にぼんやり光るのが風力発電の風車です。

肉眼で見るよし少し多く写っている気がしますが、それでも現実を忘れさせるほどにここの星空は美しかったです。今日はここでキャンプをして良かったと思えます。


DSC_0908

DSC_0907

星空観察を続けるうち、空高くにあった三日月が沈んでゆきました。

さて、星空観察もそこそこに寝ることにします。現実を忘れるべく、いつまでも眺めていたいものですが、明日からもまた四国を走り、そして一気に東京まで戻らねばなりませんからね

さて、もう2日も風呂入ってないけど男だしいいよね。一応ボディーペーパーで体は拭いたし


地味に遠い厠で寝る準備をしたのち、22時ごろに床につきました


DSC_0914

4日目走行距離::::::::::>>289.05km
3日目走行距離::::::::::>>340.35km
2日目走行距離::::::::::>>528.1km

1日目走行距離::::::::::>>449.6km

4日間総走行距離::::::>>1607.1km




にほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
にほんブログ村
頼んだら10万回、ポンっと押してくれたぜ