書きやすい記事から書こうかなんて思うわけです。なので富士山登ってきた話をば




タイトル通り、8/21から23日にかけて富士山に登ってきました。

きっかけは祖父に誘われたからという単純なもの。この際カブで5合目まで行って、そこから歩きで踏破しようと考えたものの、奇しくもマイカー規制の時期とかぶってしまい断念。しかたなくバスで5合目まで行きました


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富士スバルライン終点。この時点で標高は2300m。今までカブで走ってきたどの場所よりも高いです


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これより目指さんとする頂上。晴れていてもすぐに雲が湧き、すぐに見えなくなったり晴れたり忙しいです。会社から見ていても、日中は朝夕を除き、ほぼ雲隠れしています


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馬に乗って登山道に登ることもできます。ただしお値段は高めです。

5合目で、高地の空気に体を慣らしたのち、1300頃、山頂に向けて出発


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5~6合目にかけては道も平坦で、森林浴しながら歩きます。このあたりなら軽装備でもハイキング気分で歩けます


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しばらく歩くと登りが始まります。途中で足場が悪い場所もあるので、クロックスでは危険でしょう。おとなしく引き返すが吉です


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登山道わきの林。一見普通に生えてるように見えますが


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実際はこういう感じで斜面にしがみつくように生えています。やはり吹きおろしを受けて、幹が曲がってしまうんでしょうか


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6合目付近まで来ました。ここからは九十九折れの斜面を登っていくことになります。一気に登山的雰囲気になってきます。


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山小屋立ち並ぶ斜面を見る。5合目出発してから今までずっと雲の中を歩いてきて、ようやく雲が晴れだしたといったところ。

ちなみに山小屋の立ち並ぶあたりが7合目です


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だいぶと山小屋が近づいてきました。御年80歳の祖父に合わせたペースなので、終始ゆっくりです。


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さて、山小屋あたりに行くまででこんな岩場の道が現れます。この先、8合目までの山小屋街道を抜けるまで断続的にこんな岩場を登ることになります。
落ちたら死ぬので、転ばぬ先の杖となる登山靴なんかの装備は必須です。間違ってもサンダルなんかじゃ来ちゃいけません


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下界は雲に覆われてますが空は晴れてきました。あれだけ高い雲が同じ目線にあるというのも新鮮です


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登山道はさらに厳しさを増していきます。しかし若さはパワーとばかりに登っていきます


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だいぶと日も暮れてきました。そして下界に目をやると、富士山の影ができていました。日照権侵害なんてレベルじゃねぇな


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7合目あたりで撮った写真。あんまり顔わかんないし無修正(意味深)でいいや。貴重なカラー写真の日本兵の肖像です(大嘘)

なぜ海軍が山登りしているかというのはノーコメもありや。だって陸軍だって空母と潜水艇持ってたじゃないですか。そして海軍にも陸戦隊という部隊や、空挺部隊まで持ってました。どんな海軍だよ。重爆まで自分で開発してるし

ちなみに略帽は海軍士官用ですが、襦袢は陸軍下士官用というチャンポン装備です。
さらに言うとカーゴパンツはベルギー軍、腰に巻いてるジャケットはオーストラリア軍、Tシャツとブーツはメリケン装備と、服装多国籍軍状態です


ゼロ戦と俺

この写真もとに作った雑コラ。背景を南方らしくするまで気力はありませんでした。元の写真はゼロ戦がエンジンランしに帰って来た時の写真です


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完全に日が沈みました。気温も低くなり、さっきの服装で立ち止まってると、鳥肌立つくらいには肌寒いです。


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完全に日が暮れました。雲が晴れたので夜景もきれいに見えます。

この日は7.5合目あたりにある山小屋で宿泊。到着したのは19時過ぎ。
山小屋ではそんな豪華な食事は出ないだろう、と思ってましたが、レトルトとはいえハンバーグ出てきました。ご飯もお替り自由でしたし。

ほかの人がくれたハンバーグとともに、ご飯3杯食べて、眠りにつきました


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翌朝4時ごろ。ご来光を見るべく山小屋を出発。すでに水平線が赤みを帯びてきています。


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ある程度登ったところで日の出を待ちます。暁に染まる水平線が美しいです


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たしか5時ごろに日が昇ってきました。右上にはさっきまで輝いていた月がまだ出ています


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昇る朝日を見つめる日本歩兵の図。真夏とはいえ、高度2500mも越えていると、朝方の気温は平気で一桁とかなので、フリース着ています。


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日の出を見た後も登り続けて8合目に到達。標高も3000mを越えました


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まだ朝方ということもあり、山に雲が被ることはなく、下界がよく見えます。
中央右のほうで黄金色に輝いているのは相模湾。そして三浦半島を挟んで東京湾、房総半島まで見えています。
左のほうの胃袋みたいな形の湖は山中湖、その下に広がっているのは陸自の北富士演習場です


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相模湾の拡大。江の島まで見えています。


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さっきの場所から登ったところから望む北富士演習場全景。こうしてみると山中湖より広いんですね。まあ榴弾砲やら迫撃砲撃つんだから当然といえば当然ですが


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場所は違いますが、富士の演習場といえば総火演。運よく見ることができればこんな光景が目の前で広がります。
写真は10式戦車のスラローム射撃。スラローム射撃は世界でもこの10式戦車しかできない芸当です。我が日本の科学は世界一イイイイ!!


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今現役戦車の中で最古参の74式戦車。鋳造砲塔の曲線美と2ストローク、ターボチャージドディーゼル独特の排気音がたまりません

余談終わり。登山に話を戻しましょう


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山頂まではまだまだ。下のほうに見えているのは下山道のようです


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山肌に残る白いもの。おそらく雪だと思います。富士山には年中雪が解けない場所もあるようですしね

しかし、富士山の色って青と白みたいなイメージ
(東海道新幹線の色も実際それが由来)ですが、実際登ってみると、ふもとの樹海や高山植物の緑、そして溶岩が砕けた岩に覆われた斜面は赤色と全く違う色なんですよね。


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山肌を登る気流から雲が発生したり消えたりを繰り返してます。曇って注意してないと動きがよくわからないものですが、山肌に沿うように発生する曇ってめまぐるしく形を変えて、観察してると面白いです(小並感)


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山頂が近づいてきました。山頂を通過する雲も目の前をかなりの速さで通過していきます。

そして、薄い千切れ雲が太陽を通過していくと写真のように虹色に染まります。これは彩雲と呼ばれる現象で、「我ニ追イツク敵機ナシ」で有名な帝国海軍の高速偵察機「彩雲」名前の元ネタだったりします


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8合目の山小屋を通過した後はしばらく砂利道でしたが、山頂付近でまたも岩場を登ります。ご覧の通りの急傾斜で、足を踏み外したらどうなるかはお察しください


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いよいよ見えてきた山頂。山頂には浅間大社の奥宮があります


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さて、鳥居の隙間がこんなことになってました。たぶん出雲大社の注連縄と同じような類でしょうが、やっちゃあいけないことでしょう

山頂に着いたら、休憩したり買い物したり。


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さらに山頂から下に目をやると虹が見えました。ブロッケン現象と呼ばれるものです
自分の影の周りに虹が現れるので、新世界の神にでもなった気分になれます


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さらに山頂で遅めの昼食。山登りで使った体力をカレー1.7人前くらいで回復します


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そして山頂にて制覇のバンザイ。小銃なんてさすがに持ってこれない(というか持ってない)ので、祖父に借りたストックに山頂で買った日章旗を括り付けました


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旭日旗と日章旗あったのでどっちも買いました。登頂日の日付をスタンプで押してもらえます。

なお、寄せ書き風の文字は祖父がたまたま持ってきてたサインペンで即席で書きました。字の崩れっぷりに自分の心が写ってる気がしますが、なに、気にすることはない

さて、山頂でしばらくした後下山に移ります。時刻は1530頃

本当は火口を1周回る予定でしたが、時間の都合で断念。なお、富士山の標高は3776mですが、これが火口の剣が峰という場所の標高でして、今回ここに行けてません。仕方ないね



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下山途中で見ていた積乱雲。立派なかなとこ雲まで成長したデカいものです。絶対下にはいきたくないですね。

下山道は砂利の九十九折れの道ですが、これが勾配のきつい道でして、登頂で結構体力を使ったであろう祖父の足腰の限界が来たので、8合目の山小屋でもう1泊することに


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8合目で迎える朝。今日の天気は昨日とうって変わって曇り模様。おそらく雨にも降られるでしょう

1泊したおかげで祖父の体力も回復。着実に下っていきます。


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富士山において山小屋への荷役用なんかに使われるクローラー式の車両。下山道とドーザー道はほぼ共用のようです

さて、6合目を越えたあたりで祖父の足腰に陰りが見えてきたので、無理をしないようにと祖父を馬に預けて下山。


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5合目に到着。たしか昼前。7~5合目くらいまで雨に降られてましたが、5合目の待機時間で晴れてきました。

ここで別便のバスに乗る祖父と別れ、単身下界へ。


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相棒を置いてきた河口湖駅に到着。3日ぶりの再会です。写真は富士急行のフジサン特急。いつみても人をおちょくってるとしか思えないデザインですねぇ・・・

ここからはМрія1に跨り、道志道を通り、そして宮ケ瀬に寄り道して帰還。


今回、初めての登山にして日本最高峰の富士山に登ってみたわけですが、ぶっちゃけ無理しなきゃ誰でも登れると思います。

整備された登山道、豊富な山小屋に道中の売店、便所等かなり整備されてます。あと驚いたのが登山道であれば常時LTE回線が使えるということ。酷道のほうが登山道よりひどいってどういうことですかねぇ・・・まあ富士山って遮るものは何もないですけど

なので、早朝夕方をしのげる防寒着と天候の急変に対応する雨具、そして哀史を保護し歩きやすくする登山靴等、ガイドブックに載ってるような装備を整えて、高山病にならぬようゆっくり上ればそう難しくはないんじゃないかと。ちゃんとした知識を備えるのは必須ですが


そんなわけで祖父とのいい思い出となりました。いつまで元気でいてくれるかわかりませんしね


終わり




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バンザーイ!!!