パニアッーケースをつけるためのサイドバアッーグサポートを作ってみた。




カフェカブまだだけど、詳細キボンヌとの意見を具申されたので少しばかり書いてみます。


さて、Мрія1には85リッターの容量を誇るベランダボックスに銀行キャリア、プレスカブキャリアと積載性能においてはかなり強化されています(シャレオツな見た目?いえ・・・知らない子ですね。そもそもそんな見た目のカブ乗って似合うような奴じゃないですし。日本兵ですしおすし)


しかし、GWの四国ツーリングの時

「もっと荷物を詰めたら」

との思いが出てきました。荷物まとめるの下手だからね。仕方ないね。


そしてキャンプ場で野営している際、ツーリング先でもはや見かけないことはなくなったアルプスローダーやアドベンチャーのバイクをふと見てみました。

そこで気が付いたのがあの手のバイクについてるパニアケースって、ワンタッチで外すことができるようなのです。


簡単に外せる箱があれば野営道具一式をそれに突っ込み、バイク乗り入れ不可のサイトにおける設営を簡単にできるのではないか。


そんなことからМрія1の積載能力をMAXにし、キャンプツーリングにおける利便性向上のためのパニアケース計画を発動することにしました。


一応目指すところは

・必要な剛性を確保しつつなるべく軽量なこと。
・整備の際、必要に応じて簡単に取り外せること。
・取り付ける箱は工具不要で脱着でき、かつ走行中はずれないようにすること。万が一箱が外れた際はそのまま脱落しないように命綱をつけること
・野営道具一式詰め込めるだけの容量を確保するかつ、すり抜けに悪影響を及ぼさないこと。


帝国海軍ほどの無茶振りではないですが、相反する性能がいろいろあるので結構難しいです。

まだ箱は買っておらず、実用もまだなので実戦でのレビューはかけないのですが、とりあえずこんなものだという参考程度ということで。


DSC_0814

まず材料ですが、こんな感じ

左がアルミの平板。厚さは5㎜、幅は35㎜です。
右の奴はアルミのチャンネル材。幅18㎜、高さ10㎜、長さ300㎜、板厚は2㎜です。さらにもうキャリアについちゃってますが、アルミのアングル材があります。アングルのサイズは辺の長さ90×90㎜、幅25㎜、板厚は3㎜です。

各材料は電動ドリル、電動グラインダーなんかを使って加工済みです。


DSC_0815

で、工程が飛びますが、アルミのアングル材をホムセンで手に入るU字ボルトでキャリアに固定します。左右合わせて4ヶ所です。


DSC_0910

ブログ用1

ブログ用2

で、ここでアングルだけではなく、左右のアングルをつなぐようにしてステーを共締めします。中、下の写真でライムグリーンに囲ってあるところです。

こいつはUボルトのみの固定ではキャリアのパイプを中心にアングルが回転してしまうので、それの防止用です。
今のところ平板のステーなのですが、剛性不足気味なので万全を期すなら厚めのステーにするかチャンネル材にしたいところ。フレームとの兼ね合いもあるのでなかなか難しいですが。


DSC_0853

で、さらに工程が飛んでもう完成状態です。

さっきキャリアに固定したアングルに平板を垂直方向に固定。そして平板に渡すように水平方向にチャンネル材を渡しています。ものすごい簡単な作りです

無論、穴も何も開いてない材料なので、現物わせしつつ穴あけをしています。上のチャンネル材はアングル固定用のUボルト、そしてウインカーと干渉するので、穴あけの位置に苦労しました。

下のチャンネル材の固定は、長いボルトに長ナットを使っています。ここが箱を乗せた際にパニアステーに荷重を伝える役割を果たします。

ここだけでは箱の固定なんてできないので、箱を乗せてから荷締めベルトなんかでチャンネル材と共締めにして固定するつもりです。つもりなのはまだ固定する箱がないからです。
箱ではなくとも、ネットやロープと使えば一応いろんなものの固定はできそうです。さながら爆弾でも増槽でも搭載可能なハードポイントといったところでしょうか。ここに燃料積んだら、こけたときに爆発炎上不可避ですがね


DSC_0916

ステーを後ろから見るとこんな感じです。ステー単体では車体幅より出ておらず、こけたときに壊れないことは先日のローサイド&ハイサイドにて実証済み。文字通り体を張ったテストでした(白目)


ステーについてはこんな感じ。あとは箱を積んで実戦で不具合が出ないかどうかといったところです



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