0630時、携帯のアラームに叩き起こされ目が覚めます。九州で初の目覚めです。



DSC_0295

起きたらとりあえずフライシートの日干し。それからテントの片づけに入ります。


DSC_0296

それから朝飯。昨日の温泉に売っていたパンです。昼飯抜くつもりなので朝からガッツリ行きます。



DSC_0298

片付けと朝飯済ませたら、管理棟へ設営料を払いに行き、それから出発。時刻は8時過ぎです


DSC_0304

<<Мрія Team,your cleared to take off>>


出発後は指宿スカイラインを目指す。信号無くて早いのと、昨日夜通ったので景色がよくわからなかったので。


DSC_0308

指宿スカイラインから見える石油タンク群。全部で57個あり世界最大級だとか。


DSC_0274

ちなみに昨日はこんな感じ。何とってんだか全然わからんとです。


DSC_0309

指宿スカイライン、有料道路だけに舗装の状態も申し分なく、ビューポイントも割とあるんですが、この日も霞が多く遠くまでは見渡せない。

ここは空気が澄み渡っていれば、向こうに桜島が見えるはずです。が、現実は非情である。

指宿スカイラインを抜けたら国道10号で鹿児島市内を通過。そのまま国道10号で北上します。


DSC_0329

鹿児島市内やその近辺で見かけたガソスタの表示。値段を表示する気がありません。この後福岡あたりでも見かけました。九州の人ってガソリンの値段気にしないんでしょうか。


DSC_0325

国道10号を北上中。小さくなっていく桜島に別れを告げて目指すは霧島高原です。

霧島高原へは、県道56号から国道223号を使ってアプローチ。そのまま国道223号を北上します。


DSC_0343

そして霧島の温泉街へ到着。目的地はえびの高原方面なので、ここからさらに北上していきます。


DSC_0348

道の駅霧島。ここでは特に休憩せずに撮影のみ。このまま国道223号で東進したのち県道480号、104号で霧島山へと接近していきます。


ブログ用

このあたりは標高が高いので、九州にもかかわらずまだ桜が咲いていました。しばしの花見を堪能


DSC_0374_01

そして道中、火山ガスの影響でハゲ山になっているところがありました。


DSC_0364_01


ここから少しわき道にそれると、霧島山がよく見える場所があったので撮影。


DSC_0377

DSC_0378

ガスの影響なのか、ガードレールもほかの場所では見られないような錆び方してました。バイクがこうなったらって思うと・・・ヒエー


DSC_0381

ちなみにこの先の温泉は新湯温泉というようです。時間ないのでもちろん行ってません


DSC_0383

登板路が続くためヒイヒイ言ってますが、これからの景色に期待を込め意気揚々と登っています。が


DSC_0386

まさかの通行止めです。
いや、全国的に火山活発になってるからあり得る話ではあるんでしょうが、まさかこんなところまでとはね・・・


hara_img8b05c75fzik4zj

通行止め見た瞬間こんな感じになりました。いや、MAJIDE

これからが霧島高原道路の本番だというのになかなか痛いところです。しかし、通れないものは仕方ないんで、この後の走行距離も考慮してこのまま南下することに


DSC_0391

えびの高原手前で引き返し、国道223号を南下します。


DSC_0397

道中に霧島神宮がありました。後ろには霧島山も見えています。が、やっぱり時間がないので参拝はせず撮影のみ。


DSC_0401

霧島高原を下り県道31号、国道269号を使い、次の目的地へと向かいます


DSC_0405

道中の道の駅でトイレ休憩。まだ土産を買うには早いので中は覗かずそのまま出撃

出発後も引き続いて国道269号、それから県道63号へと進み、少し脇にそれたところに次の目的地があります。


DSC_0410

目的地はここ。芙蓉之塔という場所。

ここはその昔、帝国海軍の岩川基地だった場所であり、芙蓉之塔はここを拠点に作戦を行っていた芙蓉部隊という夜間攻撃を行っていた部隊の方たちの慰霊塔です。

なぜ自分がここに来たかってのは単純にミリオタなのと、今やってる某お船のゲームでの所属が岩川基地なので。船なのに内陸の基地ってのにはノーコメもありや。

まあきっかけは何であれ、知ることって重要だと思いますから。しっかりお参りしておきました。


DSC_0414

さて、芙蓉部隊をざっくり説明すると大東亜戦争も末期も末期な1945年に、航空機による攻撃が特攻主体となっていたこの時においても、夜間攻撃を主とした通常攻撃を行い特攻を行わなかったという特殊な部隊です。

さらに、使用する機体も各地でエンジンやら機体系のトラブルで稼働率40%そこそこにとどまっていた、液冷エンジンの艦上爆撃機、彗星を集中的に運用していました。

稼働率に関しては整備兵をエンジンメーカーに送り込んで徹底的に教育をすることで稼働率70~80%を維持していたとのこと。やっぱり教育って大事なんですね。


D4Y2

さっき名前の出た艦上爆撃機 彗星がこちらです。日本軍機らしからぬスマートな機首は液冷エンジン搭載によるもの。
機首にラジエーターインテークを置くのは一般的には抵抗が増えてNG扱いですが、彗星の場合は後ろに爆弾倉を続けて配置することで、全体的になめらかなラインに仕上げ空気抵抗を低減。出現当時は戦闘機を振り切る速度を持つ艦爆として活躍しました。なおヘルキャットとかコルセアとかP-47とかP-51(ry

ただしドイツのDB601をライセンス生産したアツタエンジンが、その精密かつ複雑な構造により日本の工業レベルでは満足いくレベルに仕上げられず、トラブルが続出。機体側のトラブル(主に電気関係)と相まって満足な稼働率が得られない機体になってしまいます(芙蓉部隊を除く)。この辺は同じエンジン(ただしメーカーは違う。陸軍のほうが品質的にはアレ)を搭載した陸軍の三式戦闘機も同じです。

そしてエンジン生産が進まないのと稼働率を上げるため、空冷エンジン搭載を行うところまで同じ道をたどります。

個人的にはコンパクトかつ、きれいにまとまってるデザインもあって好きな機体です。


DSC_0412

この芙蓉之塔が建っているあたりはちょうど滑走路の端に当たります。

岩川基地は芙蓉部隊の前線基地にあたる場所であり、此処とは別に訓練用の基地がありました。それが藤枝基地、現在の空自の静浜基地だそうで。
現在、静浜基地に所属する第11飛行教育団第2飛行教育隊のコールサインがFUYOであり、芙蓉部隊の魂が受け継がれているって話はこれ調べてる最中に知りました。

静浜基地航空祭いかなきゃ(使命感)


DSC_0413

案内看板もあり、昔どこに何があったというのが書かれています。

が、現在の地図が描かれてないんで今どうなっているかは看板の6,7番以外はよくわからん状態です。


岩川基地跡3

それでこれがグーグルマップと重ねてみた図。青の太線が今の県道63、110、495号と合致します。

県道63号は滑走路予定地だった場所、芙蓉の塔のそばの道の西側が滑走路、東側が飛行機を隠していた場所になります。
あとは基地の区画として使われてた場所はきっちりと区画分けされて道がまっすぐだったりと、ここに基地があったんだというのを静かに主張している・・・気がします


DSC_0423

芙蓉の塔の前の道。左が滑走路側、右が飛行機の秘匿場所だったところです。

DSC_0424

滑走路だった場所は今は畑になってます。当時も滑走路に牛を放牧して、牧場に欺瞞していたそうな

この後は、さっきの地図を頼りに現在も残っている史跡を見に行くことに。


DSC_0426

まず目指すは基地通信壕。その途中に宿舎跡がありました。


DSC_0427

跡は結構な斜度のある杉林になってました。ほんとにこんなとこに宿舎があったのかと思うくらいです。


DSC_0428

で、大体の目星をもとにほっそい道をちょこまかめぐり、辿り着きました。こういう時はカブ乗ってて良かったなーって思います。

件の通信壕の入り口が不自然に立ってるコンクリートの物体です。


DSC_0431

入口はさすがに埋まってました。農作業具入れとして活用されているようです。


DSC_0439

入口はもう一つあり、畑の中に忽然として建っています


DSC_0434

ちなみに場所はこのあたりです。結構細かい道を走っていきます。案内もないんで分り辛いと思います。


DSC_0441

次に目指すのは地下発電壕。写真はその途中にあった廃線跡。


DSC_0449

DSC_0443

路線名は国鉄志布志線といったそうです。廃線は昭和62年3月27日なので、JR化を目前に廃線になった路線のようです


DSC_0450_01

日が傾き、黄色味の強くなった光が哀愁を加速させます。廃墟や廃線ってどうしてこうも魅力的なんでしょう

と、思いにふける暇はありません。出発して発電壕を探しますが、看板と現在の地図の道が微妙にあってなかったこともあり、捜索は難航。

あんまり時間をつぶすのもあれなので、今時珍しい屋根のないガソスタの店先で立ち話をしていた地元民の方に場所を聞いてみました。

確定的な情報は得られなかったものの、新聞屋の近くにそれっぽいものがあるというので早速向かってみることに


DSC_0455

で、到着したのがこちらの場所。地下発電壕なので当然ながら外からは何も見えません。写真をよく見るとそれっぽい入口らしきものが写ってます。

入りたいという気持ちもありましたが、今現在、誰の管理下にあるかわからないものなので、誰に声をかければいいかわからず撤収することに。そもそもあの入口が地下発電壕とも限りませんしね。新聞屋に人がいればいろいろ聞けたかもしれないんですが。あと、さすがにすぐそこの民家に突撃する勇気はなかったです

さて、岩川基地の史跡も回ったところでキャンプ場・・・といいたいところですが、まだ回るところがありました。日も傾いてきたので、急ぎ向かいます。


DSC_0464

岩川基地のあった曽於市から南下。志布志まで抜けてから東へ。目指すは宮崎県南端の岬、都井岬です。


DSC_0461

その道中で給油。


DSC_0462

そこのスタンドでは軽油のとこにカバーがついてました。最近多いらしいですからね。


DSC_0468

給油を済ませてさらに東進。

道を行くと、草原に覆われたそれらしい岬が見えてきました。割と標高があるので、坂を上って岬へ。岬に入るためには通行料的なものを払って入ります。たしか二輪車は100円だったはず


DSC_0475_01

ここが都井岬。草原の広がる美しい場所です。

景色眺めも良いですが、此処の一番の見どころがこちら


DSC_0482

野生の馬の繁殖地になっているんです。こんな感じで結構近くまでいたりします。


DSC_0485

野生の馬ではありますが観光地化され、なおかつ保護されて人馴れしているためか、結構近くまで近寄れます。


DSC_0617

ただし ‘人馴れしてる’ だけであって ‘飼い馴らされてる’ わけではないので、変なことしたらそれ相応の応報が待ち受けてるんで注意しましょう。体高はそれほど大きくないですが、蹴っ飛ばされたらシャレになんないと思います


DSC_0501_01

都井岬は県道36号が走っており、灯台まで道が伸びています。その道中も絶景の連続。

道中にはかつて営業していたホテルの廃墟が並んでおり、かつての繁栄を面影を残します。


DSC_0518_01

ホテル跡前の草原。ソテツが南国らしさを出してくれます。まあうちの小学校にも植えてありましたけど


DSC_0507

県道36号を灯台まで進んできました。


DSC_0506

岬からの眺め。今日もガスが多いです。

この後灯台の見学はせずにそのままUターン。そして路側の駐車場に停めて、馬の生息域である丘へと入っていきます。ちゃんと入れるようになってはいますが、全域地雷原になっているため歩くときや、膝をついたりするときは足元をしっかり確認しましょう。

まあ、ほんまもんの地雷と違って目に見えているんで、しっかり注意してれば踏み抜くことはないはずです。たぶん


DSC_0528_01

DSC_0610_01

まずは望遠レンズを使って遠くの馬を撮ってみる。しかしやっぱり小さい。これが300mmの限界か・・・ということでどんどん登っていきます。


DSC_0579_01

登っては上手く撮れそうな位置にいる馬を探しては撮り、探しては撮りを繰り返す。対象が動いている生き物なので、いい感じに撮れそうなポーズになるまで待つ。

残り時間?知りません。とりあえず悔いの残らぬようにバシバシ撮ります


DSC_0582_01

DSC_0571_01

都井岬は結構断崖になってる岬なので、地上の風景がよく見えます。

下の写真で転がっている仔馬の子は寝てるだけです。まだまだ警戒心の少ない子供といったところでしょうか。

ここの馬も近くまで近寄れます。馬が草食べるときって、草むしるような音がするんですね。考えたらまあ当たり前だとは思うんですけど。実際見るといろいろ発見があるもんです


DSC_0594_01

DSC_0599_01

最初は少し撮って帰るつもりでしたが、撮ってるうちにこだわりだして結局丘の頂上まで登ってました。さすがにここまで登ると眺めもいいもんです。


DSC_0604_01

丘を下りる途中も撮りつつ降りる。写真のこの仔馬はおそらく生まれたばかりだと思います。

おぼつかない足取りだったし、なんか生まれたときに出てくるであろうものが草原の上に転がってたので。


DSC_0621

岬馬を撮り終え、急いでキャンプ場へと向かいます。時刻はすでに1730を回っています。しかし、キャンプ場に電話はしたものの繋がらなかったのが気がかりです。


DSC_0627

一応キャンプ場に到着。1800時過ぎ。

が、キャンプ場やってません。これは夏しかやってない場所だったっぽい?

しゃーないんで別の場所を探す。25㎞程走った所にあるっぽいんでとりあえず走る。


DSC_0630

暗くなる中をキャンプ場目指して走る。30分ほどしてキャンプ場に到着します。

が、ここもやってない。調べたら定休日でした。キャンプ場に定休日なんて概念あんのかよ・・・
仕方ないんでダメもとでもう1件のとこに行ってみる。ここから25㎞程です。


が、またしてもやってないっぽい。何でやってないかはわかりませんでした。

これで近場のキャンプ場は全滅。ビジホに泊まるか?いや、今後を考えて残弾は残したい。

なので、キャンプ場に来る道中にあったナイター照明&便所があった公園で野営することに。公園への到着は20時過ぎ。


DSC_0633

昨日に引き続き真っ暗な中でテント設営。夜戦は日本軍の十八番なんでささっと設営。


DSC_0639

川の流れる音と、時折通る気動車のジョイント音をBGMに食事。

途中、DQN仕様の車が来て、公園でサッカーとかやってましたが、変に絡まれることなくこの日も終了。寝たのは22時ごろ。


DSC_0637

1日目走行距離:::::::::>>535.8㎞
2日目走行距離:::::::::>>308.7㎞
3日目走行距離:::::::::>>354.25㎞

総走行距離::::::::::::::>>1198.75㎞


4日目へ続く


にほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
にほんブログ村

押してみてみろ!!!