たまには役に立つ記事でも書きましょうかねー



暇人乙とか言われそうなことをやりました。


さて、バイクに限らず機械であれば、種々の部品を組み合わせて形作られてるわけですが、その基本ともいえる部品にボルトやスクリュー、それに組み合わせて使うナットというものがあります。

バイクには純正部品があり、それは外装部品などの専用品だけでなく、このボルトのような基本となる部品にも純正品が存在します。


そこで、この部品の部品番号(P/N)に規則性があるなら、自分の欲しい部品が好きな時に買えるんでは?


と思ったのでその規則性を調べるべく、パーツリストとにらめっこしたり、ネットで情報漁ったり、そして実際に部品取り寄せてまとめてみました。その結果が以下になります。


CZY6Z2aUAAEI6cy

まさかの手書きである。

いやちょうどいいソフトなかったもんで。とりあえず規則性のあるものについてはこんな感じで決まってます。

まとめると

・頭五桁がボルト、スクリューのヘッドの形状
・ハイフンを挟んで先頭三桁がボルト、スクリューの呼び径(例:060→6mm、M6)
・中二桁がボルト、スクリューの長さ(数字がそのままmmでの長さ)
・末尾二桁が表面処理状態

を表しています。

ki-43

fighter4ws_1920mrx

表面処理状態の0はアルファベットのO(オー、Oscar)ではなく、数字のZEROだ!!わかったかクソッタレども!!!

大戦中の米国航空兵がこんな教育を受けてたかどうかはわかりませんが、まあ似てますよねこの2機。知らない人には大概どっちもゼロ戦呼ばわりされてますがね。まあ酷いときは鉄十字でも蛇の目でも星でも液冷でも空冷でもゼロ戦呼ばわりだし仕方ないね。


それはさておき、長さや表面処理状態については部品によってあるものないものがあるので、自分が欲しい奴があるとは限りません。あしからず。


IMG_20160123_194506_3CS

あとはこれみたいに、この規則から外れたP/Nの部品も多数存在するので、そっちに関してはもうわけわからんです。これはナットですがね。
こういうP/Nのものはスペシャルボルト的な扱いになる部品なんじゃないかと思います。呼び径やピッチが特殊とかね。


そんなわけで各々の部品を見て行こうと思います。


CZY9k5mUMAAF64_

まずヘッドの形状による分類。今回はボルト4種、スクリュー2種の計6種を集めました。


CZY9mDCUEAEAGOa

CZY9leJUgAAQkXB

左から通常の六角頭、フランジボルト(ラージヘッド)、フランジボルト(スモールヘッド)、キャップボルト、パンヘッドスクリュー、オーバルヘッドスクリューになります。

オーバルヘッドが黒くて形がよくわからないですが、皿ネジの天面に若干丸みをつけた形になってます。カブではフロントブレーキパネルにスピードメーターケーブルを止めるネジとして使われてますね。


CZZfW0KUkAAfinO

CZZfXV4UYAAIdor

あとフランジボルトが2種類ありますが、これは同じ呼び径でもレンチを掛けるヘッドの部分の大きさが異なります。スモールヘッドはカブのクランクケースカバーを止めているボルトとしてなじみ深いと思います。


ブログ用4

次に呼び径です。呼び径はハイフンに続く三桁の部分の数字で表されています。060の場合M6、080の場合はM8になります。前二桁がmm単位での呼び径となっているようです。

写真は左がM8、右がM6のボルトです。ピッチに関しては、このP/Nで用意されているのは並目ネジのようです。

基本的には並目ネジが使われていますが、一部で使われている細目と呼ばれるピッチの細かいところに関してはこのネジは使えません(カブだとスイングアームピボットシャフトとミラーのネジが細目だったかと)



ブログ用1

次に長さです。上の手書きの紙に書いてますが、呼び径の次の二桁がmm単位でのボルト、スクリューの長さになります。

六角頭などのボルトの場合、首下の長さがボルトの長さとなります。

ブログ用2

同じ形状のボルトでの比較。長さが変わってるのがお分かりいただけると思います。


ブログ用3

あと、フラッシュヘッドとか皿頭とか呼ばれるものに関しては首下の長さではなく、数字が全長となります。


CZY8W9PU8AEiptW

次に表面処理による分類。今回集めたのはユニクロ、ユニクロ(耐食型)、三価クロメート、黒色クロメート、クロムメッキの5種類。


CZY8Xq_VAAAEADL

左から黒色クロメート、三価クロメート、クロムメッキ、ユニクロ、ユニクロ(耐食型)と並んでます。

なおクロメートとはメッキに使う金属の名前ではなくて、亜鉛メッキ後に行う処理の名前です。なので大ざっぱにいうとクロムめっきを除いて全部亜鉛めっきになります。その辺はこことかここに詳しいので興味のある方はそちらへ。

ユニクロはホムセンでおなじみのアレです。青みがかった銀色が特徴。耐食性はそこまで高くないメッキです。ユニクロの耐食型は判断に迷ったのですが、若干黄色がかった色合いなので通常のユニクロとは違うかなーと判断したのでユニクロと区別しました。

三価クロメートは銀白色に若干虹色がかった色合いで耐食性は良好。ホームセンターでよく見かける黄金色で虹色がかってる有色クロメート処理のボルトは純正品で設定はないようです(ASSY部品の組み立て用に使われてたりするけど、単体でP/Nの設定はないっぽい)

黒色クロメートは、その名の通り黒い色合いです。三価クロメートと同じく若干虹色がかってます。足回りを黒で揃えたいときにいいかもしれませんね。

クロムメッキはハンドルとかマフラーのメッキでおなじみのやつです。この中では外観がピカイチできれいで、ドレスアップに重宝しそうです。


CZZfX5hU8AEYaEs

クロムメッキボルトのアップ。純正でこういうのが用意されてるっていいですね。

ちなみにホンダの純正部品ですが、別にホンダのマークが入ってるわけではないので、ヤマハにもスズキにもカワサキに使っても違和感はないです。あとは欧州系の外車も使えるはずです。
ただインチとかいうクソみたいな規格で作られてるハーレーには使えないと思われます。まあハーレーは最初から見た目考えて作ってるのでそこまで気にする必要もないでしょうが。

ちなみにホンダの純正部品はバイク屋で頼んだり、今はウェ〇ックでもオーダーかけられるので便利でよいですね。他人がやらない純正部品で渋いカスタムを目指す方にはお勧めです。


以上でボルトとスクリューのP/N調査は終わり。あとはナットやワッシャーにも規則性がありそうなので、また時間があるときにでも調べようと思います。


にほんブログ村 バイクブログ カブ系へ
にほんブログ村

押せよベネット!!!